札幌で不動産売却!大手不動産会社と地元の不動産会社、結局どっちがいいの?不動産会社の選び方。

介護施設入居のために家を売ってまとまった資金を作りたい。
人生を生きていれば、住んでいる家やマンションなど所有している不動産を
様々な事由で売却検討するということは珍しいことではありません。
しかし、たいていの人は不動産売却というケースに直面する機会は、そう多くはないかと思います。
だからこそ、事前にインターネットなどを駆使してしっかり情報収集した上で、
良きパートナーとなる業者選びをすることが重要です。
不動産売却はその時の「市場動向次第」で、売却価格は大きく変動します。
ただ、お客様にとっては出来ればなるべく希望の金額で不動産を売りたいものです。
不動産を売ることが本来の「目的」であるとすると、不動産会社を選ぶことは「手段」です。
ここにもこだわることが、お客様の希望価格で売るという目的達成のためにも非常に大切なポイントです。
所有している不動産を売らなくてはいけなくなった場合、
どういった判断軸で売却依頼をする不動産会社を選んだら良いか。
大手がいいのか、それとも地元の不動産会社が良いのか。
今回は、良く聞かれるこのテーマを掘り下げてみたいと思います。
① 大手不動産会社に売却依頼するメリットとデメリット
大手不動産会社のメリットを一言でお伝えすると情報量が圧倒的に多いことです。
特に不動産を買いたいという買い手側の情報を多く持っています。
テレビCMなどで大々的に広報活動を行っている「大手不動産会社なら大丈夫」という安心や信頼から、
とりあえず相談に行くという人が非常に多いようです。
しかし一方で、大手不動産会社は売主様と買主様の両方から手数料を取るということに拘る会社が多いです。
双方から手数料を取ることが出来た方が売主様と買主様の両方からの仲介手数料が入るため、
1件当たりの成約においての収益が大きいのです。
冷静に考えてみれば当たり前の話かもしれません。
大々的に広告費をかけ、数多くの営業マンを雇っている大手不動産会社は販管費も大きいため、
そうしなくては採算が合わないのです。
そのため、なんとか自社の持っている情報網の中で、
売主様と買主様の双方からの成約を図ろうとします。
結果的に、購入希望者は基本的には物件を安く購入したいため、
両手仲介で成約しようとすると、
最終的には売主様の希望価格に沿わない金額になってしまうケースも発生します。
大手不動産会社は物件は早く売れる可能性もありますが、
希望価格より大幅な値引き交渉を受ける可能性もあります。
② 地元の不動産会社に売却依頼するメリットとデメリット
地元の不動産会社のメリットはその該当地域において、
特性や特徴の理解度が高く、
その地域ならではの購入希望者が集まりやすいといった点にあります。
また、その地域の過去の取引データに照らし合わせた、
適切な売却価格を査定するため、
最初に予想した期間で売却できることが多い傾向にあります。
一方でデメリットとしては地域密着性が高いため、
その分全国などの広範囲の情報に関しては弱い点があります。
また、大手不動産会社と比較すると広告費用が少ないです。
③ まとめ
大手不動産会社と地元不動産会社はそれぞれメリットやデメリットはありますが、
基本的に不動産業界はレインズという情報ネットワークで日本全国の不動産会社が繋がっています。
このレインズのお陰で、企業の大小問わず、お互い情報を見ることができるのです。
よって、仮に地元の不動産会社に売却依頼をしても、
大手不動産会社が買主様をご紹介してくれるケースもあれば、その逆もあります。
このような売り側と買い側の不動産会社が異なるケースは、
様々な条件から売却しにくいような物件に良くパターンです。
売却しにくいような物件はレインズのネットワークを介して、
他社の力を借りて協力し合いながら売却をします。
そのため企業規模にこだわらず、
大手不動産会社や地元の不動産会社も含めて、
幅広く売却依頼するのが良いと考えられます。
ただ、地元不動産会社の中では売買仲介以外に、
賃貸仲介や賃貸管理など広く行っているケースが多いと思います。
この場合、大手の売買仲介専門にやっている業者より、
他の仕事が忙しいなどの理由でフットワークが落ちる可能性はあるので、
地元の不動産会社を選ぶなら不動産売却に特化している会社の方が良いと言えるでしょう。
その点、弊社は不動産売却に特化して事業展開を行っておりますので、
札幌市周辺で売却検討の際はぜひスタンドエステートにご相談下さい。
