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2026/05/29

コラム

不動産買取の流れ・手順【完全ガイド】最短7日で売却完了

不動産買取の流れ・手順【完全ガイド】最短7日で売却完了

「不動産を早く現金化したい」「仲介より手軽に売りたい」とお考えのお客様に向けて、不動産買取の流れと手順を①問い合わせから⑦引き渡しまで7ステップで徹底解説します。

 

 

準備すべき書類・所要日数・瑕疵責任の範囲まで一気通貫でお伝えしますので、初めての方でも迷わず手続きを進められます。

 

 

札幌エリア特有の季節需要や沿線による価格差についても具体的な数値とともにご説明します。ぜひ売却判断の参考にしてください。

 

 

 

不動産買取と仲介の違い:どちらを選ぶべきか

 

不動産を売却する方法は大きく「買取」と「仲介」の2種類があります。それぞれの特徴を正しく理解することが、後悔しない売却の第一歩です。

 

 

 

買取・仲介それぞれの特徴と向いているケース

 

買取とは、不動産会社が直接物件を購入する方法です。仲介は、不動産会社が売主と買主の間に入り、個人間での売買を仲立ちします。

 

 

3つの軸で比較すると、それぞれの違いが明確になります。

  • 売却価格:仲介は市場価格の100%前後、買取は市場価格の70〜80%程度が目安。価格面では仲介が有利です。
  • 売却スピード:仲介は買主探しに平均3〜6ヶ月かかる場合がある一方、買取は最短7日で現金化が可能です。
  • 手間・コスト:仲介は内覧対応・クリーニング・修繕が必要になるケースも多く、仲介手数料(売買価格の最大3%+6万円)も発生します。買取なら仲介手数料は不要です。

 

 

 

買取が有利になる物件・状況の見極め方

 

以下のいずれかに当てはまる場合、買取を選ぶメリットが大きくなります。

  • 早期に現金が必要(相続税納付期限・住み替えの資金確保など)
  • 築年数が古く、仲介では買主が見つかりにくい物件
  • 空き家・空き地で管理コストや固定資産税が負担になっている
  • 離婚・相続など事情を周囲に知られたくない
  • 物件に瑕疵(雨漏り・シロアリ等)があり、仲介での売却が難しい

売却方法の詳しい比較や費用については売却の方法と費用を比較するもご参照ください。

 

 

 

不動産買取の流れ:7ステップと各所要日数

 

買取の手続きは、問い合わせから引き渡しまで大きく7つのステップで進みます。最短7日、標準的には30日前後で完了するのが一般的です。

 

 

 

ステップ①〜④:問い合わせから買取価格提示まで(目安3〜7日)

  • ①問い合わせ・相談(1日目):電話またはWebフォームで物件の基本情報(所在地・面積・築年数・ローン残債の有無)をお伝えください。
  • ②机上査定(1〜2日目):登記情報・周辺成約事例をもとに概算額を算出します。この段階では書類提出は不要です。
  • ③訪問査定(2〜4日目):担当者が実際に物件を訪問し、設備の状態・劣化具合・周辺環境を確認します。所要時間は通常30〜60分程度です。
  • ④買取価格提示(3〜7日目):訪問査定の結果をもとに正式な買取価格をご提示します。複数社への同時依頼も可能ですので、比較検討していただけます。

 

 

 

ステップ⑤〜⑦:契約から引き渡し・残金決済まで(目安7〜21日)

  • ⑤売買契約(5〜14日目):価格・引き渡し条件に合意後、売買契約書に署名・捺印します。このとき手付金(売買代金の5〜10%程度)を受け取るのが一般的です。
  • ⑥決済・残金受領(14〜28日目):司法書士立会いのもと、登記移転と同時に残金が振り込まれます。ローン残債がある場合はこの資金で完済します。
  • ⑦引き渡し(決済当日〜):鍵・書類一式をお渡しして手続き完了です。引き渡し後は原則として売主の管理義務がなくなります。

急ぎの場合は最短7日での完了事例もございます。一方、ローン完済手続きや書類収集に時間がかかる場合は30〜45日を見込むと安心です。

 

 

 

買取査定の種類と査定額を上げるコツ

 

査定方法の違いと複数社比較の重要性を理解することで、より有利な条件での売却が実現しやすくなります。

 

 

 

机上査定と訪問査定の違い・使い分け

 

机上査定は物件情報と市場データをもとにした概算です。書類提出なしで当日〜翌日に結果が出るため、まず相場感を把握したいときに適しています。

 

 

訪問査定は担当者が現地を確認し、より精度の高い価格を算出します。実際に買取価格として提示されるのは訪問査定後の金額です。

 

 

 

複数社に査定依頼する際の注意点

 

複数の不動産会社に同時に査定を依頼することは、法的にも慣習的にも全く問題ありません。むしろ3社以上に依頼することを当社はお勧めしています。

  • 各社の提示額を比較することで、適正相場を把握できます
  • 高額査定を他社に伝えることで、価格交渉の材料になります
  • 査定額だけでなく、担当者の対応・会社の信頼性も合わせて比較しましょう
  • 査定依頼だけでは契約義務は一切発生しません

査定額に大きな差がある場合、高すぎる査定は後から減額されるリスクもあります。査定根拠を丁寧に説明してくれる会社を選ぶことが重要です。

 

 

 

買取に必要な書類チェックリスト【完全版】

 

書類の準備が遅れると手続きが止まります。早めに揃えておくことで、スムーズな売却につながります。

 

 

 

契約前に準備する書類一覧(登記・身分証・ローン関連)

  • 登記識別情報(権利証):紛失している場合は事前に司法書士へご相談ください
  • 固定資産税納税通知書:直近年度のもの(評価額確認に使用)
  • 身分証明書:運転免許証・マイナンバーカードなど顔写真付きのもの
  • 印鑑証明書:発行から3ヶ月以内のもの(契約時)
  • 実印:印鑑登録済みのもの
  • 住民票:登記住所と現住所が異なる場合に必要
  • ローン残高証明書または返済予定表:住宅ローンが残っている場合
  • 銀行口座情報:残金の振込先

 

 

 

物件種別(マンション・戸建て・土地)ごとの追加書類

  • マンションの場合:管理規約・管理費・修繕積立金の明細、長期修繕計画書、管理組合への届出書類
  • 戸建ての場合:建築確認済証・検査済証、建物図面(間取図)、リフォーム履歴がわかる書類
  • 土地の場合:測量図・境界確認書(隣地との境界が確定していない場合は測量が必要になることがあります)
  • 相続物件の場合:遺産分割協議書、相続登記済みの登記事項証明書、全相続人の印鑑証明書

マンションの買取に関する書類の詳細はマンション買取に必要な書類を確認するもご覧ください。

 

 

 

札幌エリアで不動産買取を検討する際の注意点

 

札幌ならではの気候・交通事情が、不動産買取の需要や価格に大きな影響を与えます。売り時と売り先を正しく見極めることが、有利な売却につながります。

 

 

 

冬期(11〜3月)に買取需要が高まる理由と活用法

 

札幌の冬期は積雪・低温により個人買主による内覧が大幅に減少します。仲介による一般売却では成約件数が夏期比で約30〜40%減少するケースも見られます。

 

 

一方、不動産買取会社は季節に関係なく買取査定・購入が可能です。冬期に売却を急ぐ方にとって、買取は特に有効な選択肢となります。

  • 積雪期でも内覧不要で査定・契約が進む
  • 年度末(2〜3月)は転勤・異動シーズンで買取需要が高まる傾向があります
  • 空き家の場合、冬期の水道凍結・雪害リスクを回避するためにも早期売却が有効です

空き家・空き地でお悩みの方は空き家・空き地の買取について詳しく見るもご参照ください。

 

 

 

地下鉄沿線と郊外で生じる買取価格差の実態

 

札幌市内でも、地下鉄沿線・市街地エリアと郊外では買取価格に明確な差が生じます。

 

 

地下鉄沿線の物件は流動性が高く、買取業者が転売・賃貸化しやすいため、査定額が郊外比で10〜20%高くなる傾向があります。

  • 地下鉄沿線・市街地エリア:需要が安定しており、高い買取価格が期待できます。築古物件でも一定の評価を受けやすい傾向です。
  • JR沿線エリア:通勤利便性から一定の需要があります。駅からの徒歩距離が価格に大きく影響します。
  • 郊外・道内農村部:流動性が低く、買取価格は低めになりやすい傾向があります。複数社比較が特に重要です。

道内全域での売却実績をもとに、エリア特性を踏まえた査定を提供しています。お気軽にご相談ください。

 

 

 

買取成立後の瑕疵責任と免責条件の詳細

 

買取後に物件の欠陥が発覚した場合の責任範囲は、売主にとって大きな関心事です。正確に理解しておくことで、売却後のトラブルを防げます。

 

 

 

買取における瑕疵担保責任(契約不適合責任)の原則

 

2020年の民法改正により、「瑕疵担保責任」は「契約不適合責任」へと名称・内容が変更されました。売主は原則として、物件が契約内容に適合しない場合に責任を負います。

 

 

ただし、不動産会社(買取業者)への売却では、免責特約を契約書に盛り込むことが一般的です。この特約により、売主の責任範囲を大幅に限定できます。

 

 

 

免責特約の条件と売主が注意すべきポイント

 

免責特約が有効となるには、いくつかの条件があります。一般的なルールとして以下の点に注意してください。

  • 知っていた欠陥は告知義務あり:雨漏り・シロアリ・給排水の問題など、売主が認識している瑕疵は必ず告知する必要があります。告知しなかった場合、免責特約があっても責任を問われる可能性があります。
  • 告知書を正確に記入する:物件状況確認書(告知書)には既知の問題を正直に記載します。これが免責の根拠書類になります。
  • 現状渡しの確認:「現状のまま引き渡す」という条件を契約書に明記し、買取後の修繕費用負担がないことを確認します。
  • 免責の範囲を契約書で確認:構造上の欠陥・地中埋設物・土壌汚染など、特定の瑕疵が免責対象かどうかを契約前に確認してください。

ワケあり物件・瑕疵のある物件の買取実績についてはワケあり物件の買取事例を見るをご確認ください。

 

 

 

よくある疑問:ローン残債・相続物件・築古物件の買取

 

「うちの物件でも買取してもらえるのか」という不安を抱えるお客様が多くいらっしゃいます。代表的なケースについてお答えします。

 

 

 

住宅ローンが残っている物件を買取に出す手順

 

住宅ローンの残債があっても、多くの場合は買取が可能です。一般的な流れは以下のとおりです。

  • 買取金額とローン残債を確認し、売却益で完済できるか試算します
  • 売却益で完済できる場合、決済時に金融機関へ直接返済し、抵当権を抹消します
  • 残債が売却額を上回る「オーバーローン」の場合、自己資金での差額補填か任意売却の検討が必要になります
  • 金融機関への連絡・抵当権抹消手続きは司法書士が代行するため、売主の手間は最小限です

 

 

 

相続物件・築古物件でも買取可能な条件と注意点

 

相続物件は、相続登記が完了していることが買取の前提条件となります。2024年4月から相続登記が義務化されており、早めの対応が必要です。

  • 相続登記が未了の場合:司法書士に依頼して登記を完了させてから買取手続きに進みます(登記費用は数万〜10万円程度が目安)
  • 築古物件(築30年以上):建物の価値よりも土地評価で買取価格が決まるケースが多くなります。解体費用込みの査定も可能です
  • 空き家・空き地:管理が行き届いていなくても買取対応可能です。現状渡し・即日契約にも対応しています

どのような状況でもまずはご相談ください。お客様の物件状況に合わせた最善の方法をご提案します。

 

 

 

よくある質問

 

 

 

Q: 不動産買取の手続きは最短何日で完了しますか?

 

A: 書類が揃っており、価格面でご合意いただけた場合、最短7日での完了事例がございます。問い合わせから査定・契約・決済・引き渡しまでを最速で進めた場合の実績です。

 

 

一方、ローン完済手続きや書類の取り寄せが必要な場合は、標準的に30日前後かかります。お急ぎの事情がある場合はご相談時にお伝えください。

 

 

 

Q: 買取査定を複数社に依頼しても問題ありませんか?

 

A: 全く問題ありません。複数社への同時査定依頼は法的にも慣習的にも一般的な行為です。3社以上に依頼して比較することを当社もお勧めしています。

 

 

査定を依頼するだけでは契約義務は一切発生しません。各社の提示額・対応・信頼性を比較したうえで、最も納得のいく会社を選んでいただけます。

 

 

 

Q: 買取成立後に物件の欠陥が見つかった場合、売主に責任はありますか?

 

A: 不動産会社への買取では、売買契約書に免責特約を盛り込むことが一般的です。この特約により、買取成立後に発覚した欠陥について売主が責任を負うケースは大幅に限定されます。

 

 

ただし、売主が事前に認識していた欠陥(雨漏り・シロアリ等)は告知書に記載する義務があります。知っていたにもかかわらず告知しなかった場合は、免責特約があっても責任を問われる可能性があるため、正直な告知が重要です。

 

 

 

Q: 住宅ローンが残っている物件でも買取してもらえますか?

 

A: 多くの場合、買取可能です。一般的な流れとして、買取代金の決済時にローン残債を金融機関へ直接返済し、同時に抵当権を抹消します。

 

 

残債が買取価格を上回る「オーバーローン」の場合は、自己資金での差額補填または任意売却の検討が必要になることがあります。まずは残債額と査定額を確認するところからお気軽にご相談ください。

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