マンションを売り出したのに問い合わせが伸びない。そんなときに検討したいのがオープンハウスです。日を決めて部屋を開け、予約なしで見てもらう方法です。
結論として、オープンハウスは「見に行こうかどうか迷っている人」を動かすための手段です。価格が相場から外れている場合は開いても決まりません。効くのは、価格が合っているのに認知が足りていないときです。
通常の内覧は、購入希望者からの申し込みを受けて日時を調整します。オープンハウスはあらかじめ日時を決めて部屋を開けておき、その時間内なら自由に見学できる形式です。近隣にチラシを配ったり、販売図面に開催日を載せたりして集めます。
売主がいると、見学する側は気を使って収納を開けにくく、率直な質問もしにくくなります。当日は当社の担当者が対応しますので、売主様は外出していただいてかまいません。空室の場合は、そもそも立ち会いは不要です。
予約を入れる形式だと、「まだ本気ではないから」と見送る人が出ます。予約不要にすると、検討の初期段階にいる人が立ち寄れます。実際に部屋を見た人が、そこから本気になることは珍しくありません。
別々の日に一人ずつ案内するより、同じ日に集めたほうが、見学者は他にも検討している人がいることを感じ取ります。迷っている人の判断が早くなり、条件の交渉も長引きにくくなります。
同じマンションや近くにお住まいの方が、家族や知人のために見に来ることがあります。その建物をすでに知っている人は決断が早いのが特徴です。近隣へのチラシは、この層に届けるために配ります。
開いても決まらないときは、集客ではなく価格の問題であることがほとんどです。まずは相場と売り出し価格の差を確かめてください。
見学者が見ているのは、部屋の広さと収納の量です。床とテーブルの上に物が出ていないだけで、同じ部屋が広く見えます。当日までに運び出せない物は、一部屋にまとめておくだけでも違います。
クローゼットと下駄箱は必ず開けられます。八分目までに減らしておくと、収納が足りて見えます。
全室のカーテンを開け、日中でも照明をすべて点けます。切れている電球は必ず替えてください。においは住んでいる本人が気づきにくい部分です。開始の30分前から窓を開けて空気を入れ替えます。
管理費と修繕積立金の金額、駐車場の空き状況と月額、直近の大規模修繕の時期、管理規約。この4つはほぼ必ず質問されます。その場で答えられると、検討が一段進みます。
12〜3月は、エントランスから玄関までの除雪と、濡れた靴を置く場所の用意が必要です。スリッパと、靴を置くマットを人数分そろえておきます。ここが整っていないだけで、部屋に入る前の印象が落ちます。
札幌の冬は日が短く、夕方には暗くなります。日当たりを見せたいなら11時から15時のあいだに設定してください。夏場でも、西向きの部屋は午後のほうが良さが伝わります。
共用部に案内板を置く場合は、管理会社または管理組合に事前に確認します。エントランスや廊下に人が集まる時間帯をつくらないよう、入れ替えの案内も準備しておきます。
積雪で外回りやバルコニーからの眺望が分かりにくい場合は、雪のない時期に撮った写真を用意しておくと伝わります。駐車場の除雪の分担も、その場で説明できるようにしておきます。
反応の中身は、次の一手を決める材料になります。「広さは良いが価格が合わない」のか「価格は良いが日当たりが気になる」のかで、打つべき手はまったく変わります。
次のような場合は、無理に開く必要はありません。
周囲に知られたくない場合は、広告を出さずに進める方法もあります。売り方はご事情に合わせて決められますので、遠慮なくお伝えください。
いなくてかまいません。当社の担当者が対応します。売主様がいらっしゃると見学者が収納を開けにくく、質問もしにくくなるため、外出していただくほうが進みやすくなります。
当社にご依頼いただいている場合、オープンハウスの開催に別途の費用はいただきません。チラシの作成と配布も当社で行います。
その場合はオープンハウスを開かずに進めます。広告を出さない方法もありますので、ご事情をお聞かせください。売り方は変えられます。
開けます。当日までに床と棚の上の物を減らし、収納を八分目にしておくと広く見えます。貴重品は当日お持ちになるか、鍵のかかる場所にまとめてください。
あります。冬に動く方は本気度が高い傾向があります。ただし玄関前の除雪と、濡れた靴を置く場所の用意は必須です。雪のない時期の写真も用意しておくと外回りが伝わります。
人は来ているのに決まらない場合、多くは価格が相場から離れています。来場者から出た質問と反応をまとめてご報告しますので、価格と見せ方のどちらを直すかを一緒に決めましょう。
売り出し価格が相場に合っているかを確かめる
名前も電話番号も入力せずに、実際の成約データから相場が60秒でわかります。
詳しくは マンションの売却 をご覧ください。お電話は 0120-193-933(10:00〜18:00・日曜定休)。