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小樽市で不動産を売る|坂と空き家、銭函の通勤需要

2023.04.26エリア別

先に結論です。小樽市は、坂と空き家という2つの条件が売却を左右します。平地はごくわずかで、多くの住宅が斜面に建っています。冬の坂道と階段の負担は、買主がもっとも気にする点です。

一方で、銭函や朝里は札幌市手稲区に近く、通勤圏として選ばれます。小樽築港や南小樽の駅周辺も、JRで札幌まで通える利便があります。同じ小樽市でも、山手の古い住宅地と、駅に近い平地では、まったく違う市場です。

小樽市で価格を決めるもの

坂の角度と階段の段数

道路から玄関まで何段上がるか。車を平らに停められるか。冬に車が上がれるか。この3つが、小樽ではもっとも強く効きます。段数が多い家は、買主がかなり絞られます。

JRの駅からの距離

小樽、南小樽、小樽築港、朝里、銭函。札幌まで通うなら、駅までの距離と所要時間が軸です。銭函は手稲や琴似まで短時間で、実質的に札幌の通勤圏です。

建物の状態と周辺の様子

周辺に空き家が増えていると、買主は将来の環境を心配します。逆に、周囲が住まわれている区画は評価されます。自分の物件だけでなく、通りの様子も見られています。

小樽の物件は、一括査定で低い数字しか出ないことがあります。坂、階段、築年数という条件を機械的に扱うためです。ただし観光や移住の需要、事業としての使い道を含めると、別の相手が見えることがあります。

エリアごとの性格

銭函

札幌市手稲区と隣接し、JRで手稲・琴似・札幌まで通えます。海が近く、平地の区画もあります。小樽市内では札幌の通勤圏として選ばれる、もっとも動きやすいエリアです。

朝里・新光

JR朝里駅が使え、造成された住宅地が広がります。札幌方面への通勤も可能です。山側に上がると坂になります。

小樽築港・望洋台

商業施設があり、JR小樽築港駅が使えます。望洋台は高台の住宅地で、眺望が良い一方、坂の条件が出ます。

南小樽・入船・住吉

古くからの市街地で、斜面に住宅が並びます。JR南小樽駅が使えます。階段でしか上がれない区画もあり、そうした物件は買主が絞られます。

小樽駅周辺・運河沿い

観光の中心です。店舗や宿泊施設に使える建物は、事業者が買主になることがあります。住宅としてではなく、事業用として売るほうが高くなる物件があります。

山手(緑・最上・天神)

坂の上の住宅地です。敷地は広めですが、冬の負担が大きく、空き家も増えています。値段が付くかどうかから確認が必要な区画があります。

坂の物件を売るときにやること

  1. 道路から玄関までの段数を数える
  2. 駐車場が道路面に平らにとれるかを確認する
  3. 冬に車が上がれなかった年があるか、記憶を整理する
  4. 擁壁があるなら、高さ・種類・水抜き穴を見る
  5. 土砂災害警戒区域の指定を確認する
  6. 眺望が強みなら、晴れた日に写真を撮る

坂を隠すことはできません。先に条件を出して、そのうえで眺望や静かさという強みを示すほうが、結果は良くなります。

階段でしか上がれない物件は、住宅としての買主が非常に限られます。それでも、隣地の所有者、事業として使いたい方、土地として欲しい方が候補になることがあります。住宅以外の相手も探してください。

空き家を持ち続けたときの費用

小樽の空き家は、雪の重みによる傷みが早く進みます。とくに屋根と雨樋です。放置すると、売れる価格が年ごとに下がっていきます。

売る前に確認すること

  1. 登記簿と公図を取り、名義・地目・地積を確認する
  2. 相続登記が済んでいるかを確認する(済んでいない家が多い)
  3. 用途地域と、土砂災害警戒区域の指定を確認する
  4. 前面道路が公道か私道か、幅と除雪の状況を確認する
  5. 地積測量図の有無と、境界杭が残っているかを確認する
  6. 擁壁と階段の状態を写真に撮る
  7. 上下水道が使える状態か、水抜きは済んでいるかを確認する

売り出す時期

小樽で冬に売り出すのは、とくに不利です。坂の角度も、階段の段数も、庭の様子も雪に隠れます。急ぐ理由がなければ、雪解けを待ってください。

相場は売り出し中の価格ではなく、成約データで見てください。当社の査定は成約データをもとにしており、名前も電話番号も入力せずに60秒で概算が出ます。

よくあるご質問

小樽市で売りやすいのはどこですか。

銭函です。札幌市手稲区と隣接し、JRで手稲・琴似・札幌まで通えます。朝里や小樽築港、南小樽の駅周辺も、札幌への通勤圏として選ばれます。

坂の上の家は売れますか。

買主は絞られますが、売れないわけではありません。段数、駐車場が平らにとれるか、冬に車が上がれるかを先に出し、そのうえで眺望や静かさという強みを示してください。

階段でしか上がれない家です。

住宅としての買主は非常に限られます。隣地の所有者、事業として使いたい方、土地として欲しい方も候補になります。住宅以外の相手も探してください。

一括査定で低い数字しか出ませんでした。

坂、階段、築年数を機械的に扱うためです。観光や移住の需要、事業としての使い道を含めると、別の相手が見えることがあります。

運河の近くに古い建物があります。

店舗や宿泊施設として使える建物は、事業者が買主になることがあります。住宅としてではなく事業用として売るほうが高くなる物件があります。

空き家のまま置いておくとどうなりますか。

小樽は雪の重みによる傷みが早く進みます。とくに屋根と雨樋です。固定資産税と保険、除雪の費用もかかり続け、売れる価格は年ごとに下がります。

相続登記がまだです。

小樽では相続登記が済んでいない家が多くあります。名義が亡くなった方のままでは売れません。2024年から登記は義務化されており、3年以内の申請が必要です。

いつ売り出すのがいいですか。

4月から6月です。冬は坂の角度も階段の段数も庭の様子も雪に隠れるため、小樽ではとくに不利になります。

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