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2023/04/28

ブログ

住まなくなった空き家の実家をどうするべきか?3つの方法

実家を相続した場合にどう活用するのか決断しなくてはいけません。

基本的には実家をどう活用するかは、

次のような方法があります。

①    そのまま住む

②    賃貸に出して収益を得る

③    売却して現金化する

この3つのどれかを選択することになるかと思います。

しかし、中には空き家のまま放置にしてしまっている家も多く、

空き家問題として近年社会問題化されてメディアなどでも取り上げられており、

皆さまもどこかで「空き家問題」と耳にしたことがあるでしょう。

今回は住まなくなった家の3つの活用方法について、

メリットデメリットを含めて解説していきます。

 

 

■空き家を放置するリスク

まず本題に入る前に空き家を放置するリスクについて解説したいと思います。

〇家の老朽化

・湿気が多くなりカビが大量発生する

・水回りから悪臭が発生する

・湿気により畳やタンスなど特に木製家具などの傷みが激しくなる

・外壁が剥がれたり屋根の瓦が落ちることで近所に迷惑をかけてしまう

〇家に起こり得るリスク

・ネズミや野良猫の侵入、害虫の発生

・シロアリやネズミにより家の柱や床下、壁にダメージを負う

〇犯罪やいたずら

・空き巣被害

・犯罪者の不法侵入

・放火や落書き、不法投棄など

これらは空き家を放置し続けた結果、実際に起こった事例です。

空き家の放置は自分たち家族だけの問題でなく、

周りの近所に悪影響を及ぼしてしまうため、

実家を相続した場合は放置するという判断は避けて下さい。

また、空き家を放置することで維持費もかなりかかります。

特に建物をそのままにした場合と更地にした状態では、

固定資産税が6倍も変わってきます。

このようなことを考えても空き家を放置にするのは、

正直デメリットしかありません。

そのため実家を相続して活用に悩んでいる方は、

次の解説をぜひ参考にしてください。

 

 

 

■そのまま実家に移り住むという選択

【メリット】

もし仮に相続人の方が賃貸で住んでいる場合、毎月賃料がかからなくなる。

但し、職場から遠い距離に実家がある場合は非現実的です。

あくまで職場から通える距離に実家がある場合には考えられるメリットです。

【デメリット】

相続人が複数いる場合、トラブルの元になる。

日本の相続遺産の中で不動産の占める割合が一番多いという統計があります。

もし仮に親の遺産が不動産しかなかったとしたら、

遺産である唯一の実家を相続人の誰か一人だけ住むとなると、

他の相続人からの不平・不満が発生する可能性が高いです。

また、親が住んでいた家だとしたら築年数がかなり経過しているため、

長く住み続けることを感がると最低限のリフォーム工事は必要になります。

リフォーム工事も水回り一式だけやると考えても100万近くの費用がかかるため、

そのまま実家に移り住むなら最初に初期投資は必要になることも想定に入れておくべきでしょう。

 

 

 

■賃貸に出して収益を得るという選択

【メリット】

安定した収益を得られる

【デメリット】

・そのままの状態で賃貸に出せないのでリフォーム費用がかかる

・賃貸に出して借り手が付いたら売りたいときに売れなくなる

前述した通り親が長年住み続けた家は築年数が経過していることで、

家の中の様々な箇所が痛んでいる可能性が高いです。

そのため賃貸として貸すためには、

リフォームやリノベーションを行う必要があります。

また、借地借家法という法律がありその法律の中で、

売却は入居者が退去したタイミングに限られています。

特に戸建を賃貸する場合はファミリー層がメインになるため、

十数年というサイクルで借りる方が多く、

自分たちのタイミングで売却するのが難しくなってしまいます。

 

 

 

■売却して現金化するという選択

【メリット】

・相続税の納税資金になる

・現金だと平等に分けることが出来るので相続人同士で揉めにくい

【デメリット】

他の相続人から反対意見が出る

この点については、他の選択でもあり得ることではありますが、

自分の生まれ育った土地を売るということに対して、

露骨に拒否反応を示す人もいるようです。

 

 

 

■まとめ

今回は住まなくなった家の3つの活用方法について、

メリットデメリットを解説しました。

3つのどの選択にも一長一短あります。

もし相続して住まなくなった家の活用に悩んでいる方がいましたら、

ぜひ当社にご相談ください。

お客様のご状況に合ったアドバイスをさせて頂きます。

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