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2023/04/28
札幌市で不動産売却をお考えの方へ!住宅インスペクション(住宅検査)のススメ。
宅地建物取引業法が改正され、
平成30年4月1日から宅建業者はお客様へ建物状況調査(インスペクション)の内容を説明し、斡旋することが義務付けられました。
みなさんは住宅インスペクション(住宅検査)とはご存知でしょうか?
不動産売却をする上では事前に知っておきたい知識なので、
今回はこの点について解説していきます。
■そもそも住宅インスペクションってなに?
住宅インスペクションとは、建築士の資格をもつ専門の検査員が、
第三者的な立場で「住宅の状況の検査を行うこと」です。
欧米では不動産売買時に当たり前に行われており、日本でも広まりつつあるサービスです。
■何のために必要なの?おすすめな理由。
住宅インスペクションをおすすめする理由は大きく2つあります。
① 売却後のトラブルを未然に防げる
もしも引渡し後に不具合が見つかった場合、
「瑕疵担保責任」によりその補修費用などを負担しなくてはなりません。
あらかじめ検査をし、その状況を買主様に説明しておくことで、
売却後のトラブル防ぐことが出来ます。
※瑕疵担保責任とは
既存(中古)住宅の売買にあたって、
一般的に引渡しから3ヵ月以内に見つかった不具合の補修など、
売主様が買主様に対して負う責任を言います。
② 他の住宅との差別化で選ばれやすい住宅に
中古住宅の購入を検討している方にとって、
立地や価格、間取りはもちろん、住宅の状況を把握することも重要なポイントです。
住宅の品質を事前に確認しておくことで、
「安心の検査済み」という付加価値のある物件としてご案内できます。
また、買主様の要望で検査をした場合、
売買契約までの時間が長くかかる場合もあるので、
事前に検査することをおすすめします。
■住宅のどこを検査するの?
① 戸建住宅の場合
対象となるのは、構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分、
および給排水管路です。
・構造耐力上主要な部分
バルコニーのひび割れ、劣化はないか
外壁のひび割れ、欠損、はがれ、サッシの周囲の隙間、開閉不良はないか
柱および梁の劣化、傾斜はないか
土台のひび割れ、劣化はないか
基礎のひび割れ、欠損、劣化はないか
床・壁の傾斜はないか
・雨水の侵入を防止する部分
内壁と天井の雨漏りの跡の確認
小屋裏の劣化状況の確認
屋根のひび割れ、劣化、はがれはないか
シーリング材の破断、欠損および、軒裏天井の雨漏りの跡の確認
・給排水管路
水漏れの確認
【検査方法】
通常歩行可能な範囲からの目視・動作確認・機器による計測等(非破壊検査)
【所要時間】
2~3時間程度(延面積、その他条件により異なります)
② マンションの場合
屋上・屋根の防水層の劣化はないか
外壁・内壁の劣化状況の確認
室内の床の傾斜、給排水管路の確認
バルコニー・共有廊下のぐらつき・ひび割れの確認
マンションの検査は、一部共有部分の検査が含まれます。
検査日までに以下の検査入院ついて、
管理組合または管理会社の承諾を得て頂く必要があります。
■住宅インスペクションをすることの更なるメリット
① 既存住宅かし保証が利用可能
引渡し後の住宅について、保証対象部分における隠れた不具合による損害を補償します。
【保証対象部分】
・構造耐力上主要な部分(木部の腐蝕など)
・雨水の侵入を防止する部分(雨漏りなど)
・給排水管路部分(給排水管の故障など
【保証の内容】
・保証期間1年の場合、保証金額が500万円または1,000万円
・保証期間5年の場合、保証金額が1,000万円
※別途保証料が必要になります。
② 住宅取得時の税制優遇
・住宅ローン減税(所得税・個人住民税)
・贈与税非課税措置(贈与税)
・所有権移転登記の特例(登録免許税) など
※2018年現在
■まとめ
今回は住宅インスペクションについて解説させて頂きました。
実施するタイミングとしては、
媒介契約を結ぶ会社が決定した後のタイミングになります。
住宅インスペクションを実施後に売却活動を開始するのが一般的な流れとなります。
この制度はやらないよりもやるメリットの方が大きいと言えますが、
どうしようか迷っているような方がいらっしゃいましたら、
ご状況をお聞きした上で弊社で最適なご提案をさせて頂きます。
札幌市で不動産売却をご検討の際は、
スタンドエステートにぜひご相談ください!
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