同じ町内で、同じくらいの築年数、同じくらいの広さ。それなのに、片方は1か月で決まり、もう片方は半年売れ残る。この差は、建物の良し悪しよりも、買主が判断しやすいかどうかで生まれています。
買主は、いくつもの物件を見比べています。迷ったときに選ばれるのは、不安の少ないほうです。豪華な設備より、疑問に答えが用意されていることのほうが効きます。ここを押さえれば、築古でも早く決まります。
売れやすさは、後からでも作れます。写真、資料、伝え方を変えるだけで反応が変わることは実際によくあります。
屋根を葺き替えた、給湯器を替えた、窓を二重にした。領収書や見積書が残っていると、買主はその家を「手入れされてきた家」として見ます。逆に「覚えていません」が続くと、見えない部分も傷んでいるのではと想像されます。札幌では、暖房と断熱をいつ更新したかがとくに見られます。
確定測量図があり、隣地との境界に杭が入っている土地は、それだけで選ばれやすくなります。買主が一番避けたいのは、買った後に隣とのもめごとを抱えることだからです。境界が曖昧な土地は、同じ広さでも安く見られます。
建築確認済証と検査済証があると、買主が住宅ローンを組むときに話が早く進みます。この書類の有無が、買える人の数を左右することがあります。古い家でなくしている場合でも、台帳記載事項証明が取れるかを確認する価値があります。
雨漏りの跡がある、和室の畳が傷んでいる、給湯器がそろそろ寿命。これらを先に伝えている物件のほうが、隠している物件より早く決まります。買主は、その分を織り込んで判断できるからです。後から見つかると、値引きどころか白紙に戻ることもあります。
広角で実際より広く見せたり、傷んだ箇所を写さなかったりすると、内覧で落差が出ます。写真の役目は、来てもらうことではなく、来た人に決めてもらうことです。ありのままの明るい写真が一番効きます。
敷地に雪を寄せる場所があるかどうかは、札幌の買主が必ず見る点です。間口が狭く、雪を置く余地がない家は、毎年の排雪費用がかかると判断されます。逆に、庭や空地に雪を置ける家は、それだけで評価が上がります。
市の除雪が入る道路か、私道で自分たちで何とかする道路か。ここは冬の暮らしやすさに直結します。私道の場合、除雪をどうしているかを説明できると買主が安心します。
札幌では車が生活の前提です。冬でも実際に停められる広さがあるかが問われます。夏なら2台停まるが、雪が積もると1台がやっと、という敷地は珍しくありません。正直に書いておくほうが後のトラブルを防げます。
古い灯油の暖房のままか、更新されているか。ガスか電気か。買主は、毎月いくらかかるかを気にしています。実際の光熱費の記録があれば、大きな説得材料になります。
買主は金額の区切りで検索します。3,020万円と2,980万円では、後者のほうが圧倒的に多くの人の目に触れます。40万円の差で見てもらえる人数が変わるなら、最初から区切りの内側に入れておくほうが得です。
売り出して最初の2〜3週間が、一番反応のよい時期です。ここを高すぎる価格で通り過ぎてしまうと、その後は値下げの繰り返しになります。結果として、最初から適正価格で出した場合より安く売れることがあります。
なぜこの金額なのかを、近隣の成約事例で説明できると、買主は納得しやすくなります。値引き交渉の場面でも、根拠のある価格は守りやすいです。
今の相場を知らないまま価格を決めるのが一番の遠回りです。実際の成約データから相場を確認したうえで、売り出し価格を組み立ててください。
買主が見たいと言った日に見られるかどうかは、思っている以上に効きます。平日しか無理、2週間先しか空いていない、では他の物件に決まってしまいます。空き家なら鍵を預けておくと、機会を逃しません。
買主の都合に合わせられる物件は選ばれます。札幌では、4月の入学や転勤に間に合わせたい買主が多く、引き渡しの時期が合うかどうかが決め手になることがあります。住みながら売る場合は、次の住まいの見通しを先に立てておいてください。
買主から申し込みが入ったとき、返事に何日もかかると気持ちが冷めます。いくらなら受けるか、条件は何を譲れないか。これを先に決めておくと、その場で判断できます。共有名義なら、全員の意向を事前にまとめておいてください。
札幌では4月から6月が中心です。敷地の全体が見え、境界の確認もでき、写真も一番きれいに撮れる時期です。4月の新生活に間に合わせたい買主を狙うなら、2月から3月の売り出しも選択肢になります。
2月から3月、9月から10月に問い合わせが増えます。季節の影響が小さいぶん、写真と資料の作り込みが差になります。
築年数だけでは決まりません。屋根や給湯器、断熱をいつ更新したかを示せる家は、同じ築年数でも早く決まります。記録が残っていれば出してください。
基本的に不要です。かけた費用の分だけ価格が上がるとは限りません。それより、物を減らして換気し、写真を撮り直すほうが費用対効果は高くなります。
先に伝えてください。隠しても買主は必ず気づきます。後から見つかると、値引きどころか契約が白紙に戻ることもあります。先に伝えて価格に反映してあると説明するほうが、話がまとまります。
雪を置く場所があるか、除雪車が入る道路か、冬でも車を停められるか、暖房と断熱がどうなっているかです。光熱費の記録があると大きな説得材料になります。
実際の成約データで相場を確認し、検索の区切りの内側に置くのが基本です。3,020万円より2,980万円のほうが、はるかに多くの人の目に触れます。
おすすめしません。売り出してから最初の2〜3週間が一番反応のよい時期で、ここを高い価格で通り過ぎると、その後は値下げの繰り返しになります。
案内は担当者に任せてください。売主が同席して話しすぎると、買主がゆっくり見られず、気になる点も聞けません。別の部屋にいるか、外で待つほうが決まりやすくなります。
担当者に預けておくと、買主の希望日にすぐ案内できます。見たい日に見られないと、他の物件に決まってしまうことがあります。
まずは今の相場だけでも確かめておきませんか
名前も電話番号も入力せずに、実際の成約データから相場が60秒でわかります。
詳しくは 家が売れない原因の切り分け方 をご覧ください。お電話は 0120-193-933(10:00〜18:00・日曜定休)。
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