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2026/06/24

コラム

不動産売却で物件情報を非公開にできる?

不動産売却で物件情報を非公開にできる?

「家を売りたいけれど、ご近所に知られたくない」「物件情報がネットに載るのは避けたい」とお悩みではありませんか。

 

 

結論から言えば、不動産売却で物件情報を非公開にすることは可能です。買取・限定流通・一般媒介契約の活用など、複数の方法があります。

 

 

この記事では、非公開のまま売却を進める具体的な手段と、札幌ならではの活用事例をわかりやすく解説します。

 

 

 

物件情報を非公開にして売却する3つの方法

 

不動産を非公開で売却する方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの仕組みと特徴を見ていきましょう。

 

 

 

不動産買取による完全非公開売却

 

不動産会社が直接買い取る「買取」は、最も確実に物件情報を非公開にできる方法です。買主が不動産会社自身であるため、ポータルサイトへの広告掲載や看板設置が一切不要になります。

 

 

一般的な仲介売却では、売却活動に平均3〜6ヶ月かかるとされています。一方、買取の場合は査定から引き渡しまで最短2週間〜1ヶ月程度で完了するケースが多く、情報が外部に漏れるリスクを最小限に抑えられます。

 

 

広告を出さないため、近隣住民はもちろん、知人や職場関係者に売却の事実を知られる心配がありません。

 

 

 

限定流通(ポケットリスティング)の仕組み

 

ポケットリスティングとは、不動産会社が自社の顧客ネットワークや提携先だけに物件情報を限定公開する手法です。インターネット上には情報が掲載されません。

 

 

この方法では、不動産会社が保有する購入希望者リストの中からマッチングを行います。一般公開しないため情報拡散のリスクは低いものの、買い手候補の数は限られます。

 

 

都市部で購入希望者の多いエリアでは、限定流通でも成約率70%以上を達成するケースがあるとされています。

 

 

 

一般媒介契約を活用した非公開売却

 

3つ目は、一般媒介契約を活用する方法です。一般媒介契約にはレインズ(指定流通機構)への登録義務がないため、物件情報を広く公開せずに売却活動を進めることが可能です。

 

 

ただし、この方法では不動産会社の積極的な販売活動が得られにくい場合もあります。売却にかかる期間が長期化するリスクも考慮しておきましょう。

 

 

売却方法の種類と費用についてはこちら

 

 

 

レインズに登録せずに売却できるケース

 

レインズへの登録を避けたい場合、媒介契約の種類が重要なポイントになります。契約の種類によって登録義務の有無が変わるためです。

 

 

 

媒介契約の種類とレインズ登録義務の関係

 

不動産の売却を依頼する際の媒介契約には、3つの種類があります。それぞれのレインズ登録義務は以下の通りです。

  • 専属専任媒介契約:契約日から5営業日以内にレインズ登録が義務
  • 専任媒介契約:契約日から7営業日以内にレインズ登録が義務
  • 一般媒介契約:レインズ登録の義務なし(任意)

専属専任・専任の場合、法令上レインズ登録が必須となるため、物件情報は全国約13万社の不動産会社に共有されます。非公開を希望する場合は避ける必要があります。

 

 

 

一般媒介契約なら非掲載が可能な理由

 

一般媒介契約は、複数の不動産会社に同時に売却を依頼できる契約形態です。この契約形態にはレインズへの登録義務がありません

 

 

そのため、売主が「レインズに登録しないでほしい」と依頼すれば、物件情報を指定流通機構に流さずに売却活動を進めることが可能です。

 

 

ただし、レインズに登録しないと他社からの買い手紹介が受けられないため、売却機会が減る点には注意が必要です。一般的に、レインズ経由の成約は全体の約40〜50%を占めるとされています。

 

 

 

非公開売却のメリット・デメリットを売主目線で比較

 

非公開で売却を進めることには、明確なメリットとデメリットがあります。判断を誤らないために、両面をしっかり把握しておきましょう。

 

 

 

プライバシー保護と心理的安心感

 

非公開売却の最大のメリットは、プライバシーが守られることです。具体的には以下のような安心感が得られます。

  • 近隣住民に売却の事実を知られない:看板・チラシ・ポータルサイトへの掲載がない
  • 職場や知人への情報漏洩を防げる:ネット検索で物件が見つかる心配がない
  • 売却理由を詮索されない:離婚・債務整理・相続トラブルなどデリケートな事情を抱える方に最適
  • 売れ残りイメージを避けられる:長期間掲載されることによる価格交渉の圧力がない

2026年の調査では、売却経験者の約35%が「近隣に知られることへの不安」を感じていたというデータもあります。非公開売却はこうした心理的負担を大きく軽減します。

 

 

 

売却価格・期間への影響と対策

 

一方で、デメリットも正直にお伝えします。非公開にすることで購入希望者の母数が限られるため、売却価格が市場相場の80〜90%程度になるケースがあります。

 

 

特に買取の場合、仲介売却と比べて売却価格は一般的に70〜80%程度になることが多いです。ただし、仲介手数料(売却価格の3%+6万円+消費税)がかからない分、手取り額の差は縮まります。

 

 

たとえば2,000万円の物件の場合、仲介では手数料が約72万6,000円かかりますが、買取なら仲介手数料はゼロです。この差額を考慮すると、実質的な手取り差は想定よりも小さくなります。

 

 

 

札幌で非公開売却ニーズが高い理由と活用事例

 

札幌は北海道最大の都市であり、非公開売却のニーズが特に高いエリアです。その背景には、札幌ならではの住宅事情があります。

 

 

 

地下鉄沿線の分譲マンション密集エリアの事情

 

札幌の地下鉄沿線には、分譲マンションが密集するエリアが多数あります。同じマンション内に知り合いが住んでいるケースも珍しくなく、「同じ建物の住民に売却を知られたくない」という声が多く聞かれます。

 

 

道内の分譲マンション総戸数は約12万戸とされ、その大半が札幌市街地エリアに集中しています。エレベーターやゴミ置き場で顔を合わせる距離感だからこそ、非公開売却の価値が高まります。

 

 

当社でも地下鉄沿線の分譲マンションのお客様から「ポータルサイトに載せないでほしい」というご相談を数多くいただいております。

 

 

 

転勤族・相続物件で非公開を選ぶケース

 

北海道は全国的にも転勤族の多いエリアです。転勤に伴う急な売却では、周囲に事情を説明する余裕がなく、非公開で素早く売却を完了させたいというニーズが生まれます。

 

 

また、相続物件の売却も非公開ニーズが高い分野です。相続登記の義務化(2024年4月施行)に伴い、北海道内でも相続物件の売却相談が前年比約30%増で推移しています。

 

 

相続ではご近所に事情を知られたくないケースが多く、買取による非公開売却を選ばれるお客様が増えています。冬季は内覧が難しい北海道特有の事情からも、内覧不要の買取は合理的な選択肢です。

 

 

札幌のマンション売却について詳しく見る

 

 

 

非公開売却を成功させるための不動産会社の選び方

 

非公開での売却を成功させるには、依頼する不動産会社選びが極めて重要です。以下のポイントを確認しましょう。

 

 

 

買取対応力と実績の確認ポイント

 

非公開売却に強い不動産会社を見極めるには、以下の点をチェックすることをおすすめします。

  • 自社買取の実績件数:年間の買取実績が明示されているか
  • 買取価格の査定根拠:周辺相場や成約事例に基づく透明な査定を行っているか
  • 対応エリアの専門性:札幌エリアの市場動向に精通しているか
  • 秘密保持への姿勢:個人情報・売却情報の取り扱い方針が明確か
  • 査定から引き渡しまでのスピード:最短どのくらいで完了するか

特に重要なのは、買取実績と対応スピードです。弊社では札幌市街地エリアを中心に年間多数の買取査定を行っており、最短3日でのスピード査定にも対応しております。

 

 

 

査定から引き渡しまでの流れ

 

買取による非公開売却の一般的な流れは以下の通りです。

  • ステップ1:電話またはWebで無料査定を依頼(所要時間約5分)
  • ステップ2:現地調査・査定額の提示(最短3日〜1週間)
  • ステップ3:売買条件の確認・売買契約の締結
  • ステップ4:決済・引き渡し(契約から約2〜4週間)

仲介売却と異なり、広告活動や内覧対応は一切ありません。お客様のご都合に合わせたスケジュール調整も可能ですので、お気軽にご相談ください。

 

 

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近隣に知られずに売却するための実践チェックリスト

 

非公開売却を確実に進めるために、事前に確認・依頼すべきことをまとめました。以下のチェックリストをご活用ください。

 

 

 

広告掲載・看板設置を止める具体的な依頼方法

 

不動産会社に売却を依頼する際、以下の項目を書面で明確に伝えることが大切です。

  • ポータルサイトへの掲載不可:SUUMO・HOME’S・at homeなど全媒体への非掲載を指示
  • チラシ配布の禁止:ポスティングやオープンハウスの案内を行わない旨を確認
  • 現地看板の設置禁止:「売物件」等の看板を一切設置しないよう依頼
  • レインズ非登録の確認:一般媒介契約を選択し、登録しない旨を書面に記載

口頭だけでなく、媒介契約書の特約事項として明記してもらうことが確実です。契約書に記載があれば、担当者が変わった場合でも方針が引き継がれます。

 

 

 

内覧時のプライバシー保護策

 

買取の場合は内覧がほぼ不要ですが、限定流通や一般媒介で売却する場合は内覧への対策も必要です。

  • 内覧の日時を限定する:近隣の目につきにくい平日昼間に設定する
  • 購入希望者の来訪方法を指定:玄関前に集合せず、少し離れた場所で待ち合わせる
  • 内覧回数を最小限にする:事前に写真・動画で詳細情報を提供し、本気度の高い方のみ案内する
  • 不動産会社の社用車の駐車場所:物件前ではなく近隣のコインパーキングを利用してもらう

こうした細やかな配慮が、情報漏洩を防ぐ決め手になります。当社では非公開売却のご依頼時、こうしたプライバシー保護策を標準でご提案しております。

 

 

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よくある質問

 

 

 

Q: 物件情報を非公開にしたまま不動産を売却することは本当に可能ですか?

 

A: はい、可能です。不動産会社による買取を利用すれば、ポータルサイトやチラシに物件情報を一切掲載せずに売却できます。

 

 

また、一般媒介契約を選択すればレインズへの登録義務もないため、情報の公開範囲を最小限に抑えた売却活動が可能です。

 

 

 

Q: レインズ(指定流通機構)に登録せずに売却する方法はありますか?

 

A: 一般媒介契約で売却を依頼すれば、レインズへの登録義務はありません。売主の意向でレインズ非登録を選ぶことが可能です。

 

 

ただし、専属専任媒介や専任媒介ではレインズ登録が法的義務となるため、契約形態の選択が重要になります。

 

 

 

Q: 近隣住民や知人に知られずに家を売るにはどうすればよいですか?

 

A: 最も確実な方法は不動産買取です。広告活動や内覧が不要なため、売却の事実が外部に漏れるリスクがほぼありません。

 

 

仲介の場合でも、広告掲載の停止・看板設置の禁止・内覧日時の限定を不動産会社に書面で依頼することで、情報漏洩を大幅に抑えられます。

 

 

 

Q: 非公開で売却すると売却価格が下がるリスクはありますか?

 

A: 一般的に、買取の場合は市場相場の70〜80%程度の価格になるケースが多いです。購入希望者の母数が限られるため、仲介売却と比べると価格面ではやや不利になります。

 

 

ただし、仲介手数料(売却価格の3%+6万円+消費税)が不要な点や、売却期間の短縮による維持費削減を考慮すると、手取り額の差は縮まります。

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