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2026/07/13

コラム

マンション売却 内覧当日の注意点と流れ

マンション売却 内覧当日の注意点と流れ

マンションの売却活動で、もっとも緊張する場面が内覧当日ではないでしょうか。

 

 

「どこまで掃除すればいい?」「当日は家にいるべき?」など、不安を抱える方は少なくありません。

 

 

この記事では、内覧当日の具体的な流れを時系列で解説し、成約につながる注意点やNG行動、さらに札幌ならではの冬場対策まで網羅します。

 

 

 

マンション売却における内覧の基本的な流れ

 

売却活動の全体像を把握しておくと、内覧当日の準備がスムーズになります。

 

 

 

売却活動開始から内覧までのステップ

 

マンション売却は、大きく分けて以下のステップで進みます。

  • 査定・媒介契約:不動産会社に査定を依頼し、売却を正式に委託する
  • 販売活動:ポータルサイトへの掲載やチラシ配布で購入希望者を募る
  • 内覧対応:購入希望者が実際に物件を見学する(1件あたり30分〜1時間が目安)
  • 購入申込・条件交渉:価格や引渡し時期の調整を行う
  • 売買契約・引渡し:契約締結後、通常1〜2ヶ月で引渡し

販売開始から最初の内覧が入るまでの平均期間は約2〜3週間です。この間に室内の整理と清掃を進めておきましょう。

 

 

 

内覧1件あたりの所要時間と成約までの平均回数

 

内覧1件あたりの所要時間は30分〜1時間が一般的です。購入希望者はリビング・キッチン・水回り・バルコニーを重点的に確認します。

 

 

成約までに必要な内覧回数は、全国平均で5〜10回といわれています。札幌の中古マンション市場では、地下鉄沿線の築20年以内の物件で平均6〜8回、JR沿線や市街地エリアから離れた立地では10回以上かかるケースもあります。

 

 

内覧が入らない、または回数が多いのに成約に至らない場合は、価格設定や物件写真の見直しが必要です。マンション売却の詳しい流れはこちらも併せてご確認ください。

 

 

 

内覧当日のタイムライン|朝から終了後まで

 

競合サイトでは「掃除しましょう」「換気しましょう」と抽象的なアドバイスが多いですが、ここでは当日の行動を時系列で具体的にお伝えします。

 

 

 

3時間前〜直前:掃除・換気・照明の最終チェック

 

内覧予定時刻から逆算して、以下の流れで準備を進めてください。

  • 3時間前:水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面台)の最終清掃。排水口のにおいチェックも忘れずに
  • 2時間前:リビング・各居室の掃除機がけ。不要な私物はクローゼットや収納ボックスへ移動
  • 1時間前:全室の窓を10分間開けて換気。その後、すべての照明を点灯する
  • 30分前:玄関まわりの靴を片付け、スリッパを人数分用意。芳香剤は無香料のものに限定
  • 直前:テレビ・ラジオを消し、室内を静かな状態に整える

照明の全点灯は特に効果が大きく、日中でも部屋の印象が格段に明るくなります。電球切れがないか前日までに確認しておくと安心です。

 

 

 

内覧中〜終了後30分:対応と振り返り

 

内覧が始まったら、売主としての振る舞いが成約率を左右します。

  • 内覧開始:玄関で簡単な挨拶のみ。案内は不動産会社の担当者に任せる
  • 内覧中(約30分〜1時間):質問があれば簡潔に回答。購入希望者から離れた場所で待機する
  • 終了直後:お見送り後、担当者から購入希望者の反応をヒアリング
  • 終了後30分以内:気になった点や改善すべき点をメモに残し、次の内覧に備える

内覧後のフィードバックは、今後の売却戦略を練り直す貴重な材料になります。毎回記録する習慣をつけましょう。

 

 

 

内覧当日の注意点|やってはいけないNG行動5選

 

好印象を与えようとするあまり、逆効果になってしまう行動があります。以下の5つは特に注意が必要です。

 

 

 

売主が話しすぎる・ついてまわるのが逆効果な理由

  • NG①:物件の長所を延々と説明する:購入希望者は自分のペースで見学したいもの。一方的な説明はプレッシャーになり、滞在時間が短くなる傾向があります
  • NG②:購入希望者の後をついてまわる:「監視されている」と感じると、収納を開けたりバルコニーに出たりする行動を遠慮してしまいます。結果として物件の良さが伝わりません
  • NG③:売却理由を詳しく話しすぎる:「近隣トラブルが…」「管理組合の問題で…」などネガティブな情報は、担当者を通じて適切に開示するのがベストです

売主の役割は「聞かれたことに簡潔に答える」に徹することです。物件説明は担当者に一任するのが成約率を高めるコツです。

 

 

 

生活感・におい・暗さが与える印象ダウン

  • NG④:生活感をそのまま残す:洗濯物の室内干し、食器の放置、子どものおもちゃの散乱は、購入後の生活をイメージしにくくします。一時的にクローゼットや車に移動させましょう
  • NG⑤:におい対策を怠る:ペット臭・タバコ臭・料理のにおいは住んでいる本人が気づきにくいポイントです。内覧前日から揚げ物や強い香りの料理は控えてください

これらは小さなことに見えますが、購入希望者の約70%が「第一印象で判断する」という調査結果もあります。最初の30秒で好印象を与える準備が大切です。

 

 

 

売主は在宅すべきか外出すべきか|判断基準を解説

 

内覧当日に売主が家にいるべきか外出すべきか、迷う方は多いです。状況に応じた判断基準をご紹介します。

 

 

 

同席が有利なケースと外出が有利なケース

  • 同席が有利:築年数が浅くリフォーム履歴を直接説明できる場合、周辺環境(スーパー・学校・病院の距離感)を具体的に伝えたい場合、購入希望者がご年配で対面の安心感を求める場合
  • 外出が有利:購入希望者が若いご夫婦やファミリー層の場合(自由に見たい心理が強い)、内覧時間が1時間を超える場合、複数組が同日に内覧する場合

一般的には外出を推奨するケースが多いです。売主がいない方が、購入希望者は「ここに家具を置いたら…」と率直に話しやすくなり、購入意欲が高まりやすいためです。

 

 

 

不動産会社に一任する場合の事前準備

 

外出する場合でも、以下の準備をしておけば担当者がスムーズに対応できます。

  • 物件のアピールポイントメモ(眺望・日当たり・収納量・防音性など)を渡しておく
  • 管理費・修繕積立金の月額、直近の修繕実績を一覧にまとめておく
  • 設備の不具合箇所があれば正直に共有しておく(後のトラブル防止)
  • 鍵の受け渡し方法と緊急連絡先を確認しておく

売却の方法と費用について詳しく見るページでは、仲介手数料や諸費用の目安もご確認いただけます。

 

 

 

札幌ならではの内覧準備|冬場・積雪期の対策

 

北海道・札幌の不動産売却では、冬場の内覧対策が成約率を大きく左右します。道内特有の気候条件を踏まえた準備が欠かせません。

 

 

 

暖房の事前稼働・結露対策・玄関除雪のポイント

 

札幌の冬は外気温がマイナス5〜10℃になることも珍しくありません。内覧で来訪されたお客様が「寒い」と感じた瞬間、物件への印象は大きく下がります。

  • 暖房は2時間前から稼働:室温を22〜24℃に保ち、「暖かい部屋」という第一印象を作る
  • 結露対策:窓の結露は前日夜と当日朝の2回拭き取る。特にリビングと寝室の窓は念入りに
  • 玄関・共用廊下の除雪:エントランスから玄関ドアまでの通路は安全に歩ける状態に。滑り止めマットの設置も効果的

札幌では12月〜3月の内覧件数が夏場の約60%まで減少する傾向があります。冬場に内覧が入ること自体が貴重な機会ですので、万全の準備で臨みましょう。

 

 

 

来訪者用の駐車スペース確保と案内の工夫

 

積雪期は駐車場事情がシビアになります。以下の対策を事前に行ってください。

  • マンション敷地内に来客用駐車場がある場合は、管理組合に利用申請しておく
  • 来客用がない場合は、近隣のコインパーキングの場所と料金(札幌市街地エリアで1時間200〜400円が相場)を事前に案内する
  • 駐車場から玄関までの動線も除雪しておく

内覧予約の確認連絡時に「駐車場の場所」と「最寄り駅からの道順」をメールやメッセージで送っておくと、来訪者の安心感が高まります。

 

 

 

内覧が不調なときのリカバリ戦略

 

内覧を5回以上実施しても成約に至らない場合は、戦略の見直しが必要です。焦って値下げする前に、以下の手順で原因を分析しましょう。

 

 

 

価格見直し・写真撮り直しの判断タイミング

  • 内覧0件が2週間以上続く場合:ポータルサイトの掲載写真とキャッチコピーの見直しが最優先。プロカメラマンによる撮影で反響が約1.5〜2倍に改善した事例もあります
  • 内覧はあるが申込みが入らない場合:価格設定が相場より5〜10%以上高い可能性。直近の成約事例と比較して適正価格を再検討
  • 内覧後に「検討します」が3回以上続く場合:物件の見せ方や当日対応に改善の余地あり

札幌の中古マンション市場では、売出しから3ヶ月が一つの区切りです。この期間内に成約しない場合は、価格を3〜5%見直すことで動きが出るケースが多くあります。

 

 

 

ホームステージング導入で印象を変える方法

 

ホームステージングとは、家具や小物を配置して物件の魅力を引き出す手法です。空室の場合に特に効果があります。

  • 費用の目安:1LDK〜3LDKで10万〜30万円(3ヶ月間のレンタルプラン)
  • 効果:導入物件は未導入と比べて成約までの期間が平均40%短縮されたというデータもあります
  • 導入の判断基準:売出し価格が2,000万円以上で、内覧5回以上不調の場合はコスト対効果が見込める

当社では売却戦略全体を踏まえたアドバイスを行っております。売却戦略の見直しは無料査定からご相談ください

 

 

 

よくある質問

 

 

 

Q: マンション売却の内覧は何回くらいで成約するのが一般的ですか?

 

A: 全国平均では5〜10回の内覧で成約に至るケースが多いです。札幌の中古マンションでは、地下鉄沿線の好立地物件で平均6〜8回、郊外エリアでは10回以上かかることもあります。

 

 

内覧回数が平均を大きく超える場合は、価格や物件写真の見直しを検討する時期です。

 

 

 

Q: 内覧当日、売主は在宅していた方がいいですか?外出すべきですか?

 

A: 基本的には外出がおすすめです。購入希望者は売主がいない方が自由に見学でき、率直な感想を担当者に伝えやすくなります。

 

 

ただし、リフォーム履歴を直接説明したい場合や、ご年配の購入希望者が安心感を求める場合は同席が効果的なこともあります。

 

 

 

Q: 冬の内覧で暖房や除雪はどこまで準備すべきですか?

 

A: 暖房は内覧の2時間前から稼働し、室温を22〜24℃に保ってください。玄関から共用廊下までの除雪と、来訪者用駐車スペースの確保も欠かせません。

 

 

窓の結露も前日夜と当日朝の2回拭き取ると、室内の清潔感が大きく向上します。

 

 

 

Q: 内覧で収納や水回りを見られたくない場合どうすればいいですか?

 

A: 隠すのではなく、見せる前提で清掃するのが正解です。購入希望者にとって収納量や水回りの状態は重要な判断材料であり、見せないと逆に不信感を与えます。

 

 

クローゼットは7割程度の収納量に整理し、水回りはカビ取り・水垢除去を済ませておくと好印象につながります。

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