税金を支払うタイミングはご存じですか？不動産売却をすることでかかる税金についても紹介

不動産売却には税金がかかります。

また、税金によって支払うタイミングが違ってきます。

不動産売却の税金に困らないためにも、税金の支払いタイミングにあわせて現金などの準備を整えておく必要があるのです。

札幌市の不動産会社が「不動産売却にかかる税金」と「税金ごとの支払いタイミング」について解説します。

■不動産売却の際にかかる税金の種類

不動産売却の際は以下のような税金がかかります。

・印紙税

・登録免許税

・譲渡所得税

印紙税とは不動産売却の契約書に貼り付ける印紙のことです。

登録免許税は不動産売却時に発生する登記の費用になります。

登録免許税は登記申請書に印紙をして貼り付けるなどのかたちで支払います。

譲渡所得税は不動産売却の利益に関する税金です。

不動産売却では売却金そのものに課税されるのではなく、不動産売却金から取得費や譲渡費用などを差し引いて、利益が出ていれば課税される仕組みです。

たとえば、不動産売却金が2,000万円で譲渡所得や取得費の合計が3,000万円であれば、利益はありませんから課税の対象外になります。

不動産売却金が3,000万円で譲渡所得や取得費を引いた利益が500万円であれば、この500万円という利益が譲渡所得税の課税対象です。

なお、不動産売却時に固定資産税の調整が行われることがあります。

固定資産税は1月1日時点での不動産の所有者に課税される税金です。

年度の途中で不動産売却した場合は売主と買主で固定資産税を調整することがあります。

不動産売却のタイミングで固定資産税を支払うわけではありませんが、調整というかたちで間接的に固定資産税が関わってくることもあります。

■税金の種類ごとにかかる支払いタイミング

税金は種類によって支払いのタイミングが異なります。

印紙税は不動産売却の契約書に貼り付ける印紙ですから、契約書作成のタイミングで必要になります。

登録免許税は不動産の名義変更のための登記に必要です。

支払いは登記のタイミング、あるいは登記が終了したタイミングで司法書士への報酬と一緒に支払うことになります。

譲渡所得税の支払いタイミングは確定申告後です。

不動産売却で利益が出たら翌年の2月16日から3月15日までに確定申告を行わなければいけません。

確定申告で不動産売却の利益や税額などを申告し、それから税金の支払いという流れになります。

不動産売却で発生する税金の支払いタイミングが分からなければ、不動産売却の際に確認しておきましょう。

不動産売却の税金の手続きについても不動産売却時に確認しておくことをおすすめします。

■最後に

不動産売却のときに発生する税金には印紙税や登録免許税、譲渡所得税などがあります。

税金の支払いタイミングはそれぞれ異なるため注意が必要です。

譲渡所得税については確定申告が必要になるケースもあるため、併せて注意が必要です。

当社は不動産売却の際に手続きの流れを説明することはもちろんですが、不動産売却に関わる税金についても分かりやすく説明しております。

分からないことがありましたら当社へお気軽に尋ねてください。

札幌市の不動産売却のことならスタンドエステートにお任せください。