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レインズの仕組み|自分の物件がどこへ届いているかを確認する

売却を依頼したあと、自分の物件の情報がどこへ届いているのか。ここを知っておくと、進み具合の見方が変わります。

結論から言うと、専属専任か専任で依頼すれば、物件の情報は「レインズ」に登録され、全国の不動産会社が見られる状態になります。つまり、買主に届く範囲は同じです。差が出るのは、そのあとの動き方です。

レインズとは

不動産会社どうしが使う情報網

国土交通大臣が指定した機関が運営する、不動産の物件情報をやり取りするための仕組みです。免許を持つ不動産会社だけが使えます。

いま札幌で家を探している人の多くは、どこかの不動産会社に希望条件を伝えています。レインズに載っていれば、その会社の担当者があなたの物件を提案できます。載っていなければ、その経路は使えません。

登録は法律上の義務

登録されると証明書が出る

登録が完了すると登録済証(登録証明書)が発行され、依頼者に交付されます。これを受け取っていない場合は、登録の有無と登録日を確認してください。

登録済証には、物件を確認するための番号が記載されています。売主は、自分の物件がレインズにどう登録されているかを確認できます。分からない場合は、依頼先に聞いてください。

取引の状況も登録される

公開中なのか、購入の申し込みが入っているのか。この状況も登録され、他の会社から見えるようになっています。状況が実際と合っているかも、確認できる事項です。

では、どこで差が出るのか

情報が届く範囲は同じです。差が出るのは、次のような部分です。

1. 価格の根拠

レインズには成約価格のデータも蓄積されており、会員の不動産会社はこれを見られます。周辺で実際にいくらで決まったのか。ここを日々見ているかどうかで、出てくる金額の精度が変わります。

当社は、このデータを毎日取り込んで査定の計算に使っています。売り出し価格ではなく、成約価格です。

2. 写真と販売図面

他社の担当者が買主に見せるのは、この2枚です。暗い写真、情報の少ない図面では、提案の候補に入りません。晴れた日に撮ったか、全室点灯しているか、札幌なら雪のない時期の外観があるか。

3. 問い合わせへの反応の速さ

他社の担当者から「内覧できますか」と連絡が来たとき、折り返しが遅ければ、その時点で候補から外れます。買主は複数の物件を並べて見ています。

4. 反応を読んで次の手を出せるか

問い合わせはあるが内覧に至らないのか、内覧はあるが決まらないのか。打つ手はそれぞれ違います。値下げしか手がない状態にならないよう、反応の中身を見て動けるかどうかです。

5. 地域の事情を説明できるか

札幌では、ここが大きく効きます。

これを他社の担当者に聞かれて答えられないと、そこで検討が止まります。レインズに載っているだけでは、決まりません。

売主が確認できること

  1. 登録済証を受け取っているか/専属専任・専任なら必ず交付されます
  2. 登録日が期限内か/専属専任は5日以内、専任は7日以内(休業日を除く)
  3. 登録されている内容が正しいか/面積、築年数、駐車場、設備
  4. 取引の状況が実際と合っているか/公開中なのか、申し込みが入っているのか
  5. 報告が届いているか/専属専任は週1回以上、専任は2週間に1回以上が義務です

これらは依頼者として当然に確認できることです。遠慮なく聞いてください。

報告で見てほしい中身

「問い合わせが2件ありました」だけでは、次の手が決められません。見たいのは中身です。

この中身が積み上がって初めて、価格を動かすべきか、見せ方を変えるべきかが判断できます。

広告を出さない選択もできる

近隣に知られたくない、同じマンションの人に知られたくない。こうした事情があれば、ポータルサイトへの掲載やチラシを行わない形にできます。

この場合、レインズへの登録についても依頼者の申し出により登録しないことができる場合があります。ただし買主に届く範囲は狭くなるため、決まるまでの期間は延びます。その前提を理解したうえで選んでください。

3か月の使い方

専属専任・専任の有効期間は最長3か月です。

  1. 最初の2週間/いちばん反応が集まる時期。価格が合っているかが勝負です
  2. 1か月時点/問い合わせと内覧の数を見て、写真や掲載内容を見直します
  3. 2か月時点/反応の中身から、価格を動かすか見せ方を変えるかを決めます
  4. 3か月時点/更新するか、方針を変えるかを判断します

札幌では、この3か月が動きの薄い12〜1月に丸ごと重なると、条件が同じでも結果が出ません。売り出す時期を選べるなら、買い手の動く2〜3月と9〜10月に前半が重なるよう合わせてください。

よくあるご質問

レインズとは何ですか。

国土交通大臣が指定した機関が運営する、不動産会社どうしが物件情報をやり取りするための仕組みです。免許を持つ不動産会社だけが使え、ここに載っていれば他社の担当者が買主に提案できます。

どの会社に頼んでも、情報が届く範囲は同じですか。

専属専任か専任であれば、レインズへの登録は法律上の義務なので、届く範囲は同じです。差が出るのは、価格の根拠、写真と販売図面、問い合わせへの反応の速さ、反応を読んで次の手を出せるかどうかです。

登録されたかどうかは、どう確認しますか。

登録が完了すると登録済証が発行され、依頼者に交付されます。受け取っていない場合は、登録の有無と登録日をお尋ねください。

登録の期限はいつまでですか。

専属専任媒介は契約日から5日以内、専任媒介は7日以内です(いずれも休業日を除く)。一般媒介には登録の義務がありません。

自分の物件がどう登録されているか見られますか。

登録済証に記載された番号から確認できます。面積や設備の内容が正しいか、取引の状況が実際と合っているかもご確認いただけます。

報告では何を聞けばよいですか。

件数だけでなく中身です。内覧した人からどんな質問が出たか、見送った理由は何か、他社の担当者からどんな反応があったか、それを踏まえて次に何をするか。ここが積み上がって初めて次の手が決まります。

広告を出さずに売れますか。

できます。ポータルサイトへの掲載やチラシを行わない形にできます。レインズについても、依頼者の申し出により登録しないことができる場合がありますが、買主に届く範囲が狭くなるぶん期間は延びます。

レインズに載せたのに問い合わせがありません。

価格が相場から離れているか、写真と販売図面で候補に入っていないかのどちらかです。まず相場との差を確かめ、次に他社の担当者が買主に見せる2枚を見直してください。

成約データから計算した金額を確かめる

名前も電話番号も入力せずに、実際の成約データから相場が60秒でわかります。

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詳しくは 戸建ての売却 と マンションの売却 をご覧ください。お電話は 0120-193-933(10:00〜18:00・日曜定休)。