買いたいという申し込みが入りました。ここからが、実は一番気を使う場面です。金額のことばかりに目が行きがちですが、条件の詰め方を誤ると、契約の後で困ることになります。
申込書に書かれているのは、金額だけではありません。引き渡しの時期、住宅ローンを使うかどうか、設備をどうするか、いつまでに返事がほしいか。全部が交渉の対象です。
返事が遅れると、買主の気持ちが冷めます。いくらなら受けるか、何を譲れるかを、申し込みが入る前に決めておいてください。
売り出し価格より低い金額で入ってくることがほとんどです。先に決めておいた下限と比べて、その場で判断してください。下限は、ローンの残債、次の住まいの資金、相続で分ける額から決めます。
ここが実は金額より大事なことがあります。ローンを使う場合、審査が通らなければ契約は白紙に戻ります。事前審査が済んでいるか、どこの銀行か、借りる額はいくらかを確認してください。現金で買う方なら、この心配がありません。
住みながら売る場合、次の住まいが決まっていないと応じられません。札幌では、4月の入学や転勤に間に合わせたい買主が多くいます。その時期に引き渡せるなら、金額を下げずに決まることがあります。
いつまでに返事がほしいと書かれています。この期限を過ぎると、申し込みが取り下げられることがあります。迷う場合でも、期限までに何らかの返事をしてください。
買主が急いでいるなら、早く渡せることが価値になります。逆に、買主の準備が整うまで待てるなら、それも価値です。金額の代わりに時期で応じられないかを考えてください。
エアコン、物置、カーテン、照明、庭木。買主は買い替えの費用が浮き、売主は処分の費用が浮きます。どちらにも得がある材料です。ただし、残すものは必ず書面に書いて、故障していても責任を負わない旨を入れてください。
網戸の張り替え、建具の調整、水栓の交換。値引き額より修繕費のほうが小さければ、そのほうが得になります。金額の大きい工事は引き受けないでください。
測量費や、残置物の処分費を売主が持つ形にすることで、金額を守れる場合があります。いずれにせよ、最後の手取りがいくらになるかで比べてください。
高い金額を書いていても、住宅ローンの審査が通らなければ意味がありません。事前審査が済んでいるか、自己資金がどれくらいあるか。ここを確認してから比べてください。少し安くても現金で買える方のほうが、確実に終わることがあります。
先に入った申し込みに返事をしてから、次の話をするのが筋です。競らせる形にすると、両方に逃げられることがあります。迷う場合は、担当者に進め方を相談してください。
条件が合わずに断る場合でも、理由を伝えてもらってください。条件を変えて再度申し込みが入ることがあります。
申し込みは、まだ契約ではありません。売主が承諾して売買契約を結ぶまでは、どちらも撤回できます。逆に言えば、契約までは気を抜けないということです。
共有名義なら、全員が条件に納得しているかを確認してください。契約の直前に一人が反対すると、買主に大きな迷惑がかかります。遠方の共有者がいる場合は、書類のやり取りの時間も見込んでください。
住宅ローンが残っているなら、決済日が決まった時点で銀行に連絡してください。書類の手配に2〜3週間かかるのが普通です。ここが遅れて日程が動く例が多くあります。
登記事項証明書の住所が、今の住民票と一致しているかを見てください。違っていると決済の日に取引が止まります。先に変更登記が必要です。
契約のときに、物件の状態を書面で示します。雨漏りの跡、床の傾き、設備の不具合。ここで隠すと、引き渡し後に責任を問われます。札幌では、雪解けの時期に初めて雨漏りがわかることがあるため、とくに丁寧に伝えてください。
札幌では4月から6月に申し込みが集中します。4月の新生活に間に合わせたい買主を狙うなら、2月から3月の売り出しも有効です。引き渡しの時期を合わせられるかが、交渉の材料になります。
2月から3月、9月から10月に動きが出ます。この時期の買主は期限を持っていることが多く、引き渡しの時期で応じられると強い材料になります。
先に決めておいた下限と比べて判断してください。ただし、返事が遅れると買主の気持ちが冷めます。申込書には有効期限が書かれているので、それまでに何らかの返事をしてください。
まだ契約ではありません。売主が承諾して売買契約を結ぶまでは、どちらも撤回できます。契約までは気を抜けないと考えてください。
よくありません。買主が住宅ローンを使う場合、審査が通らなければ契約は白紙に戻ります。事前審査が済んでいるか、自己資金がどれくらいあるかを確認してください。
いくらまでなら応じるかを先に決めておいてください。また、引き渡し時期を合わせる、設備を残す、小さな修繕を引き受けるなど、金額を下げずに応じる方法もあります。
応じてよい材料です。買主は買い替えの費用が浮き、売主は処分の費用が浮きます。ただし、残すものは書面に書き、故障していても責任を負わない旨を入れてください。
先に入ったほうに返事をしてから、次の話をするのが筋です。競らせる形にすると、両方に逃げられることがあります。金額だけでなく、住宅ローンの状況も含めて比べてください。
理由を伝えてもらってください。条件を変えて再度申し込みが入ることがあります。
共有者の合意の最終確認、住宅ローンが残っていれば銀行への連絡、登記の住所の確認、知っている不具合の整理です。とくに銀行の書類は手配に2〜3週間かかります。
まずは今の相場だけでも確かめておきませんか
名前も電話番号も入力せずに、実際の成約データから相場が60秒でわかります。
詳しくは 売買契約で売主が確認する4つ をご覧ください。お電話は 0120-193-933(10:00〜18:00・日曜定休)。
あわせてご覧ください