先に土地を買って家を建てる場合、どのくらいの土地面積の土地を買えばいいのでしょう。
戸建の土地面積の平均はどのくらいなのでしょうか。
不動産売買の基礎知識として、戸建の土地面積の平均や戸建用の土地の選び方を解説します。
地域によっても差は出ますが、全国平均で見ると大よそこのくらいの土地面積になっているのです。
坪数に換算すると、39~40坪ほどでしょうか。
39~40坪の土地面積に家を建てる場合の全国的な費用目安は3,000万円から4,000万円ほどだといわれています。
なお、戸建の費用目安には土地の購入代金は含みません。
家を建てるだけで土地購入代の他に3,000~4,000万円は必要だということです。
ただ、これはあくまで土地面積や坪数の全国平均に過ぎません。
戸建には地域性が出ます。
雪の多い北海道の戸建と、雪の少ない九州や沖縄の戸建を同じく考えることはできないはずです。
土地面積も同じになります。
戸建の土地面積の平均に沿って家を建てる土地を決めるのではなく、他のポイントも考慮して決めることが重要です。
・戸建の周辺道路の土地面積などにも注目する
戸建の土地面積だけでなく、周辺の生活に使う土地の土地面積も重要です。
たとえば、戸建に適した平均的な土地面積の土地が見つかったとします。
土地面積としては平均的で戸建にぴったりだと思いましたが、
土地の周囲にある道路の土地面積が小さく、車での走行が不便だと感じました。
このように、戸建を予定している周辺の土地面積も注目したいポイントになります。
道路などの土地面積があまりに小さいと、戸建の建造自体はよくても、生活が不便になってしまうのです。
・戸建を予定している地域の地域性にも注目する
戸建を予定している地域の地域性にも注目しましょう。
たとえば、雪よせの必要な土地。雪よせが必要な場合、戸建の敷地内に雪をよせるスペースがないと、
隣の敷地にはみ出してしまうなどで、トラブル化する可能性があります。
地域の特性を考えて土地面積や戸建用土地を検討しましょう。
・ライフスタイルも考慮して土地面積を決める
ライフスタイルは家それぞれです。
大人数の家族もいれば、夫婦だけの家もあります。
家族の人数が7人の家と2人の家では、必要とする間取りが違ってきます。
場合によっては、平均的な土地面積では狭い可能性があるのです。
ライフスタイルや家族の人数も考慮して、戸建の土地面積を考えてみましょう。
しかし、地域性やライフスタイルなども関係するため、一概に最適な土地面積を決めることはできません。
最適な土地面積は家によって異なりますので、3つのポイントも考慮して決めましょう。
戸建や土地のお悩みは、スタンドエステートにご相談ください。