遺品整理とは、亡くなった人の私物を整理・仕分けして、その部屋や建物を原状復帰させることを指します。
ですが、これはただのごみ処理ではありません。
大事なものは遺族同士で形見分けしなければなりませんし、
不要となったものは適切な方法で処置しなければいけないのです。
今回は、遺品整理の解説や方法についてご紹介していきます。
残された人たちの気持ちを整理する意味もある、大切なものです。
遺品整理をするタイミングは、四十九日を過ぎてからがベストでしょう。
亡くなってすぐだと精神的に辛い方も多いと思いますので、
落ち着いた頃に取り掛かる人も多いです。
年末年始やGW・お盆休みといった長期休暇ならまとまった時間が取れますが、
ゴミ業者が混雑しやすいためになるべく避けると良いでしょう。
遺品整理を行う前には必ず「遺言書」がないかをしっかりと確認してください。
遺言書は遺産を分割するのに重要な書類となりますし、
その有無によって相続の手続きも変わってくるからです。
以下、詳しく解説していきます。
◯自分で行う方法
一番スタンダードで多い方法です。
まずは遺品を「必要なもの(重要なもの)」「不要なもの」と分類していきます。
必要なもの → 現金、通帳、実印、仕事関係、アルバムなど
不要なもの → 使わない家具、壊れたものなど
とくに現金・通帳・株といった「価値のあるもの」は重要です!
後にトラブルとならないよう、しっかりと保管しておきましょう。
必要なものは、相続人同士で話し合って分け合いましょう。
とくに現金など価値あるものは揉め事になるケースが多いので、
しっかりと話し合って決めるのが重要です。
不要なものは、適切な方法で処理しましょう。
家電・家具などの大きなゴミを出す場合、
その不動産がある市区町村役場に問い合わせるのが良いです。
もしも処分費用が発生する場合、基本はその不動産を
相続した人が払うケースが多いのですが、相続人同士で出し合うこともあります。
◯遺品整理業者に依頼する
遺品の整理を専門にしている業者に依頼する方法もおすすめです。
自分でやるよりも時間や労力の削減になります。
たとえ大きな家具でも移動や処分をしてくれるので、
体力のない女性やお年寄りでも安心です。
費用は処分する不用品の量や不動産の面積などによって異なります。
安くて数万円、高くて15万円ほどかかる場合も。
業者に依頼する前にしっかりと確認しておきましょう。
また、業者に全てを任せて放置してはいけません。
必要な遺品はある程度自分で見ておきましょう。
でないと、業者が間違えて処分してしまう可能性があるからです。
今回は、遺品整理の方法について解説しました。
もしも遺品整理をした後の不動産を売却したいとお考えでしたら、
スタンドエステートにお問い合わせください。
相続不動産の売却・買取に豊富な知識がありますので、
お客様に最適なアドバイスをさせていただきます。
もちろん遺品整理前でも大丈夫です!
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