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不動産を売却してから入金までの流れ|お金は2回に分けて入ります・手取りの計算まで

不動産を売ると決めたとき、意外と説明されないのが「お金はいつ、いくら、どうやって入るのか」です。住み替えの資金にする、相続税の納税に充てるといった場合、ここが分からないと予定が立ちません。

結論から言うと、お金は2回に分けて入ります。売買契約のときに手付金、引き渡しのときに残りの全額です。そして売り出しから入金まで、札幌ではおおむね3か月から6か月を見ておくと安全です。

この記事では、入金の回数とタイミング、決済当日の流れ、入金額から引かれるもの、入金が遅れるケースまでを順番に説明します。

お金は2回に分けて入る

1回目:売買契約のときの手付金

買主が決まり、売買契約を結ぶときに受け取ります。金額は売買価格の5%から10%が目安です。3,000万円で売るなら150万円から300万円ほどになります。

手付金は、買主が正当な理由なく契約をやめた場合は返さなくてよいお金です。逆に売主の都合でやめる場合は、手付金の倍額を返すことになります(手付解除)。

2回目:引き渡しのときの残金

売買価格から手付金を引いた残り全額を、引き渡しの日に受け取ります。この日を決済日と呼びます。お金を受け取るのと同時に、鍵と登記をお渡しします。

まれに、契約と決済の間に「中間金」を設定することがあります。買主の資金の都合や、引き渡しまでが長い場合です。3回に分かれることもある、と覚えておいてください。

契約から入金まで、どれくらいかかるか

買主が住宅ローンを使う場合

契約から決済まで1か月から1か月半が目安です。買主が金融機関に正式な申し込みをして、審査が下り、融資が実行されるまでの時間がかかります。

買主が現金で買う場合

2週間から3週間で決済できることもあります。融資の審査がない分、早く進みます。

売り出しから数えると

買主が見つかるまでの期間を含めると、札幌では3か月から6か月が目安です。季節の影響もあり、12月から2月は内覧が動きにくく、3月から4月と9月から10月に問い合わせが増えます。

お急ぎの事情がある場合は、弊社での買取という方法もあります。買主を探す期間がないため、契約から決済まで数週間で進められます。価格は仲介より下がりますが、時期が確定します。

決済当日は、何が行われるのか

どこで行うか

多くの場合、買主が住宅ローンを借りる金融機関の一室で行います。売主・買主・双方の不動産会社・司法書士、そして金融機関の担当者が集まります。所要時間は1時間から1時間半ほどです。

当日の順番

当日に必要なもの

登記識別情報が見つからない場合も、司法書士による本人確認などの方法で進められます。事前にお知らせください。

お金は現金ではなく振込です

数千万円を現金で受け取ることはありません。その場で売主の口座に振り込まれ、着金を確認します。そのため、平日の銀行が動いている時間に行います。午前中に始めることが多いのはこのためです。

入金額から引かれるもの

売買価格の全額が手元に残るわけではありません。決済の場で差し引かれるものがあります。

逆に買主から受け取るものもあります。

手取りの計算の例

3,000万円で売れて、住宅ローンの残債が1,200万円の場合。

おおよそ1,690万円前後が手元に残る計算になります。実際の金額は残債の額と諸費用で変わるので、媒介契約の前に手取りの概算をお出しします。

入金が遅れる、止まるのはどんなときか

買主の住宅ローンが通らなかった

売買契約には通常ローン特約が付きます。買主が審査に通らなかった場合、契約は白紙に戻り、受け取った手付金は返します。この場合は売り出しからやり直しになります。

相続登記が終わっていない

亡くなった方の名義のままでは決済できません。相続人の名義に移すまで進みません。相続登記は2024年4月から義務になりました。詳しくは相続した不動産の売却をご覧ください。

境界が確定していない

土地の境界がはっきりしていないと、買主が判断できず契約に進めません。確定測量が必要な場合、隣地の方との立ち会いに時間がかかります。札幌では雪の間は杭が見えないため、測量は雪解け後になります。冬に売却を考え始めた場合は、この段取りを先に組みます。

抵当権が抹消できない

売却代金で住宅ローンを完済できない場合(残債のほうが多い場合)、そのままでは抵当権を外せません。不足分を用意するか、金融機関と相談して任意売却という方法を取ります。早く相談するほど選べる方法が多くなります。

書類がそろわない

印鑑証明書の期限切れ、住所変更の登記が済んでいない、といった理由で当日に進めないことがあります。事前にこちらで確認します。

税金はいつ払うのか

譲渡所得税は翌年の確定申告

売って利益が出た場合の税金は、売った年の翌年2月16日から3月15日の確定申告で申告し、納めます。決済の場で引かれるわけではありません。

つまり入金された時点では、まだ税金を払っていない状態です。入金額を全部使ってしまうと、翌年に慌てることになります。

使える特例

特例が使えるかどうかはご事情によって変わり、金額も大きく動きます。最終的には税務署か税理士にご確認ください。どの資料を用意すればよいかは、こちらでご案内できます。

よくあるご質問

売れたら、その日のうちにお金は入りますか。

入ります。決済の日に、その場で売主の口座へ振り込まれ、着金を確認してから鍵と登記をお渡しします。

手付金はいつ使っていいですか。

受け取った時点で使えますが、契約が白紙に戻る可能性がある間は手を付けないほうが安全です。買主のローン審査が通るまでは残しておくことをおすすめします。

住宅ローンが残っていても売れますか。

売れます。売却代金で一括返済するのが基本です。残債のほうが多い場合は、不足分の資金計画を一緒に考えます。

決済に行けない場合はどうなりますか。

司法書士への委任で進められる場合があります。遠方にお住まいの方も、必ずしも札幌にお越しいただく必要はありません。

売り出してから入金まで、最短でどれくらいですか。

買主が現金で買う場合、契約から2週間から3週間で決済できることがあります。お急ぎの事情があれば、弊社での買取もご相談ください。

査定は無料ですか。

無料です。売ると決めていなくても構いません。手取りの概算もお出しします。

まずは、いくらで売れるか

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