空いている実家を、民泊として使えないか。札幌は観光で人が来る街なので、そう考える方は少なくありません。
結論から言うと、制度上は可能ですが、届出や許可、消防設備、近隣対応、そして立地の条件が揃わないと成り立ちません。「空いているから貸してみる」という感覚では続きません。何が必要かを整理します。
制度も条例も見直されることがあります。実際に始める前に、必ず札幌市の担当窓口と保健所にご確認ください。ここに書いているのは、検討を始めるための見取り図です。
都道府県などへ届出をして営む方法です。手続きは比較的簡単ですが、営業できるのは年間180日までという上限があります。
さらに、自治体が条例で区域や期間を制限している場合があります。住居が中心の地域では、営業できる期間がさらに短く定められていることがあります。自分の物件がどの区域にあるかを、必ず市に確認してください。
保健所の許可を受けて営む方法です。日数の上限はありませんが、用途地域の制限、構造や設備の基準、フロント機能などの要件が加わります。建物に手を入れる必要が出ることも多くあります。
管理規約を必ず確認してください。多くのマンションでは、民泊を禁止する規定が置かれています。禁止されていれば、届出そのものができません。
旅館業として営む場合、用途地域によっては認められません。市街化調整区域も、原則として難しくなります。
所有者の承諾が必要です。無断で転貸すれば契約違反になります。
宿泊する人が選ぶのは、駅やバス停から近い、繁華街や観光地に行きやすい、スキー場や空港へのアクセスがよいといった場所です。
車が前提の住宅地にある実家は、日数の上限がなくても稼働しません。ここは正直に見る必要があります。
届出による民泊は年間180日までで、条例でさらに短くなることもあります。その日数のあいだに、設備の費用、清掃費、光熱費、運営代行費を回収できるか。計算してみると、思ったほど残らないことが多くあります。
実際に問題になるのは、制度よりもこちらです。
実家は、近隣との関係が残っている場所です。親の代からの付き合いがある地域で、苦情が続く状態になると、住んでいない自分では対応しきれません。始める前に、近隣への説明をしておいてください。
民泊を検討する前に、次の4つを並べてください。
立地がよく、手間をかけられるなら、選択肢になります。そうでなければ、売って現金にするほうが結果的に楽で、金額も残ります。賃貸に出す、という中間の選択肢もあります。
相続後に空き家の3,000万円特別控除を使う予定があるなら、民泊も賃貸も、始めた時点で対象外になります。数百万円の差になることがあるため、動かす前にご確認ください。
制度上は可能ですが、届出または許可、消防設備、近隣対応が必要です。マンションは管理規約で禁止されていることが多く、用途地域による制限もあります。まず札幌市の担当窓口と保健所にご確認ください。
届出による民泊は年間180日が上限です。さらに自治体の条例で区域や期間が制限されている場合があります。日数の上限なく営むには、旅館業の許可が必要になります。
管理規約を必ず確認してください。多くのマンションでは民泊を禁止する規定が置かれており、禁止されていれば届出そのものができません。
立地で決まります。駅や観光地から離れた住宅地では、日数の上限がなくても稼働しません。設備費、清掃費、光熱費、運営代行費を回収できるかを、先に計算してみてください。
冬の暖房費、毎日の除雪、稼働しない期間の水抜き、遅延による深夜の到着対応です。除雪を宿泊者にやってもらうわけにはいきません。
実際に問題になるのは制度よりこちらです。夜間の騒音、ごみの出し方、知らない人の出入り、駐車と除雪。実家は近隣との関係が残っている場所なので、始める前に必ず説明しておいてください。
相続後に空き家の3,000万円特別控除を使う予定があるなら、民泊も賃貸も始めた時点で対象外になります。数百万円の差になることがあるため、動かす前にご確認ください。
立地がよく、手間をかけられるなら選択肢になります。そうでなければ、売って現金にするほうが楽で、金額も残ります。まず、いま売ったらいくらかを確かめてから比べてください。
活用を考える前に、売った場合の金額を知る
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詳しくは 空き家の売却 と 収益物件の売却 をご覧ください。お電話は 0120-193-933(10:00〜18:00・日曜定休)。
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