~ 空き物件売却隊からのお知らせ ~

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2026/09/14

ブログ

家を高く売るためにできること|売り出す前の準備と最初の2週間

同じ家でも、売り出す前の準備と、最初の2週間の使い方で結果が変わります。大がかりなリフォームをしなくても、できることはあります。

結論から言うと、効くのは「価格を相場に合わせること」「物を減らすこと」「聞かれることに答えられるようにしておくこと」の3つです。逆に、費用をかけた割に効かないこともあります。順に説明します。

売り出す前にやること

1. 物を減らす

掃除より先です。床とテーブルの上に物が出ていないだけで、同じ部屋が広く見えます。買主が見ているのは、部屋の広さと収納の量です。

  • クローゼットと下駄箱は必ず開けられます。八分目まで減らすと、収納が足りて見えます
  • 運び出せない物は、一部屋にまとめておくだけでも違います
  • 玄関、水回り、窓まわりは、とくに印象に残ります

2. 写真に力を入れる

買主が最初に見るのは写真です。ここで候補に残るかどうかが決まります。

  • 晴れた日の日中に撮る/全室のカーテンを開け、照明もすべて点けます
  • 切れている電球は必ず替えます
  • 札幌では、雪のない時期に撮った外観の写真を残しておく/冬に売り出すとき、外回りが伝わります
  • 庭、駐車場、雪を置く場所も撮っておきます

3. 書類をそろえる

買主は「分からないこと」を、価格の減額か見送りで処理します。

  • 購入時の売買契約書、建築確認済証・検査済証、図面
  • 測量図、境界に関する書類
  • リフォームや修繕をした記録
  • マンションなら管理規約、管理費と修繕積立金、長期修繕計画、修繕の履歴

4. 境界を確認する

境界標があるか、公図と現況が合っているか、越境がないか。確定していないと、引き渡しの直前で止まることがあります。測量には数か月かかり、札幌では積雪期にできません。

5. 聞かれることに答えられるようにする

内覧でよく聞かれるのは、この6つです。

  • 近隣にどんな方が住んでいるか
  • 光熱費は月いくらか(札幌では冬の暖房費)
  • 除雪と排雪はどうしているか、いくらかかるか
  • 駐車は何台まで置けるか
  • 直したところ、直していないところ
  • マンションなら管理費と修繕積立金、大規模修繕の予定

その場で答えられると、検討が一段進みます。「確認します」が続くと、熱が冷めます。

直すべきか、直さなくてよいか

やったほうがよいこと

  • 水回りの徹底的な掃除(費用の割にいちばん効きます)
  • 切れた電球の交換
  • においの対策(換気、ペット、たばこ)
  • 壁紙の破れなど、目につく部分の部分補修
  • 庭木の剪定、雑草の除去
  • ドアや窓の動きが悪いところの調整

慎重に考えたほうがよいこと

  • 大規模なリフォーム/かけた費用がそのまま価格に乗るとは限りません。買主が自分の好みで直したいと考えることも多くあります
  • 設備の全面交換/買主の希望と合わなければ、費用が無駄になります
  • 解体して更地にすること/固定資産税が上がり、自分で解体したい買主の選択肢も消えます

直すかどうかで迷ったら、「その費用をかけた分、価格が上がるか」を当社にご相談ください。上がらないなら、その分は値引きの余地として持っておくほうが得なことがあります。

最初の2週間が勝負

反応がいちばん集まる時期

売り出した直後は、すでに探している人の目に一斉に触れます。この時期に適正な価格で出せているかどうかで、結果が大きく変わります。

高く出して、あとで下げるのは不利

いちばん反応が集まる時期を、高すぎる価格で使ってしまいます。そのあと値下げしても、「売れ残っている物件」として見られます。結果として、最初から適正な価格で出した場合より安く決まることがあります。

成約価格で決める

価格の根拠になるのは、周辺で実際にいくらで売れたかです。売り出し価格ではありません。近所の売り出し中の物件を見て「うちも同じくらい」と考えるのが、いちばん多い勘違いです。

内覧の受け方

  • 見たいときに見られるようにする/空き家なら鍵を預けていただくと、平日でも夜でも案内できます
  • 居住中なら、開始の30分前から換気/においは住んでいる本人が気づきにくい部分です
  • 売主は立ち会わないほうがよい/収納を開けにくく、率直な質問もしにくくなります
  • 冬はスリッパと靴を置くマットを用意/玄関前の除雪も必須です

売り出す時期

札幌で買い手の動きが強くなるのは、転勤と進学が重なる2〜3月と、雪が降る前の9〜10月です。準備にひと月前後かかるため、そのひと月前から動き始めるのが目安になります。

12〜3月は、積雪で外回りも駐車場も見えにくく、内覧が減ります。冬に売り出すなら、雪のない時期に撮った写真を必ず用意してください。

動きが薄いときの次の手

値下げだけが手段ではありません。

  1. 反応の中身を見る/問い合わせはあるが内覧に至らないのか、内覧はあるが決まらないのか
  2. 問い合わせが少ないなら/写真、価格、掲載の内容を見直します
  3. 内覧はあるが決まらないなら/出た質問と反応から、何が引っかかっているかを特定します
  4. それでも動かないなら価格/下げ幅と時期を決めて、一度で効かせます

小刻みに何度も下げるのは、いちばん印象が悪くなります。

よくあるご質問

リフォームしてから売ったほうが高く売れますか。

かけた費用がそのまま価格に乗るとは限りません。買主が自分の好みで直したいと考えることも多くあります。掃除と部分的な補修の範囲で十分なことがほとんどです。

まず何をすればよいですか。

物を減らすことです。掃除より先で、費用もかかりません。床と棚の上に物が出ていないだけで、同じ部屋が広く見えます。

写真はいつ撮るのがよいですか。

晴れた日の日中に、カーテンを開け、照明もすべて点けて撮ります。札幌では、雪のない時期に撮った外観の写真を残しておくと、冬に売り出すときに外回りが伝わります。

高めに出しておいて、売れなければ下げてもよいですか。

おすすめしません。反応がいちばん集まる最初の2週間を高すぎる価格で使ってしまい、下げたころには売れ残りとして見られます。最初から適正な価格で出した場合より安く決まることがあります。

内覧に立ち会ったほうがよいですか。

立ち会わないほうが進みます。売主がいると収納を開けにくく、率直な質問もしにくくなります。当社の担当者が対応しますので、外出していただいてかまいません。

売り出す時期はいつがよいですか。

札幌では2〜3月と9〜10月に買い手の動きが強くなります。準備にひと月前後かかるため、そのひと月前から動き始めてください。

売り出しても反応がありません。

問い合わせがないのか、内覧はあるが決まらないのかで打つ手が変わります。写真や掲載内容の見直しで動くこともあります。値下げは、下げ幅と時期を決めて一度で効かせるほうが効果があります。

境界がはっきりしていません。

売ると決めた段階で確認してください。確定していないと引き渡しの直前で止まることがあり、測量には数か月かかります。札幌では積雪期に測量ができません。

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