~ 空き物件売却隊からのお知らせ ~

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2023/04/26

相場・査定 コラム

住んでいる家の査定を受ける|用意するもの、見せるもの、聞くこと

住みながら売る場合と、空き家にしてから売る場合では、査定の受け方が違います。住んでいる家では、担当者が生活の中に入ることになります。気が進まないのは当然です。

ただし、住んでいるからこそ伝えられることもあります。暖房費がいくらか、冬の除雪がどうか、近所はどんな方か。空き家では出てこない情報が、そのまま売る材料になります。

家に来られたくない段階なら、資料だけで金額を出す机上査定があります。さらにその手前なら、名前も電話番号も入れずに相場だけ調べる方法があります。段階に合わせて選んでください。

査定の前に用意するもの

買ったときの売買契約書

査定そのものより、税金の計算に必要です。これがないと、買った金額を売値の5パーセントとして計算することになり、税金が大きく増えます。何より優先して探してください。

リフォームと設備更新の記録

屋根、外壁、給湯器、暖房のボイラー、窓。いつ何を替えたかを、年ごとに書き出してください。領収書や見積書があれば、それがそのまま証拠になります。

光熱費の記録

札幌では、これが強い材料になります。冬の暖房費が月いくらか。実際の金額を出せると、買主が住んでからの生活を計算できます。明細を数か月分そろえてください。

固定資産税の納税通知書

土地と建物の評価額、地番、面積が載っています。1枚あるだけで、査定の精度が上がります。

当日にやること・やらないこと

掃除は最低限でよい

査定は、買主を案内する場ではありません。担当者は建物の状態を見に来ています。片づけて実際より良く見せると、かえって正確な査定になりません。ふだんの状態で問題ありません。

不具合は全部見せる

雨漏りの跡、床のきしみ、動かない設備、結露の跡。隠すと、その分を上乗せした査定額が出て、後で下がります。最初から全部伝えたうえで出た金額のほうが、実際の売却額に近くなります。

収納の中も開けてもらう

押し入れやクローゼットの奥は、傷みが出やすい場所です。床下や天井裏の点検口の位置も伝えてください。見えない部分を確認できると、査定の幅が狭まります。

敷地も一緒に見てもらう

境界の杭、擁壁、物置、駐車スペース。札幌では、雪を置く場所と冬の駐車台数を、その場で説明してください。雪のない時期なら、境界も確認できます。

担当者に聞くこと

その金額の根拠

どの成約事例と比べて、どう調整したのか。この説明ができる査定は信頼できます。いつの事例なのかも確認してください。古い事例では、今の相場と合いません。

売るまでにどれくらいかかるか

住みながら売る場合、いつ引っ越すかを決める必要があります。売り出してから決まるまでの期間と、契約から引き渡しまでの期間を、それぞれ聞いてください。合計が、次の住まいまでの猶予になります。

手取りはいくらになるか

査定額から、仲介手数料、登記の費用、住宅ローンの残債を引いた額です。税金は翌年に来るので、その分も含めて聞いてください。住み替えなら、この数字が次の家の予算になります。

この家の弱いところ

良いことしか言わない担当者より、弱点を指摘してくれる担当者のほうが、結果として信用できます。買主に必ず聞かれる点を、先に知っておけば準備ができます。

住みながら売ることの負担

内覧のたびに時間を取られる

査定は1回ですが、内覧は何度もあります。そのたびに片づけて、時間を空けて、外に出ることになります。この繰り返しが難しい事情があるなら、先に伝えてください。買取という選択もあります。

家族に伝えるタイミング

査定の段階では、まだ売ると決めていないことも多いはずです。担当者には、家族への伝え方や連絡の方法を、最初に希望として伝えてください。郵便物を止める、携帯にだけ連絡する、といった配慮ができます。

売る前にやることのまとめ

  1. まず、名前も電話番号も入れずに相場を調べる
  2. 訪問されたくない段階なら、机上査定を依頼する
  3. 買ったときの売買契約書を探す
  4. リフォームと設備更新の記録を、年ごとに書き出す
  5. 冬の光熱費の明細を数か月分そろえる
  6. 固定資産税の納税通知書を用意する
  7. 不具合を書き出し、当日すべて見せる
  8. 床下や天井裏の点検口の位置を伝える
  9. 査定額の根拠、期間、手取り、弱点の4つを聞く
  10. 連絡の方法と郵便物の扱いを、最初に伝える

いつ査定を受けるのがよいか

戸建て・土地

札幌では、雪のない4月から11月なら敷地も境界も確認できます。4月から6月に売り出すなら、その手前の1月から3月に相談を始めてください。冬の査定は、雪解け後に確認して調整する前提になります。

冬にしか見られないこともある

暖房の効き、結露、雪の落ち方、除雪の実際。住んでいるからこそ、冬の状態を説明できます。冬に査定を受けるなら、この点を積極的に伝えてください。

よくあるご質問

住んでいる家でも査定してもらえますか。

できます。むしろ住んでいるからこそ伝えられることがあります。暖房費がいくらか、冬の除雪がどうか、近所はどんな方か。空き家では出てこない情報が、そのまま売る材料になります。

家に来られたくないのですが。

資料だけで金額を出す机上査定があります。さらにその手前なら、名前も電話番号も入れずに相場だけ調べる方法があります。売り出す価格を決める段階になると、訪問しての確認が必要になります。

査定の前に掃除すべきですか。

最低限で結構です。査定は買主を案内する場ではなく、担当者は建物の状態を見に来ています。実際より良く見せると、かえって正確な査定になりません。

傷んでいる箇所は見せるべきですか。

全部見せてください。隠すと、その分を上乗せした査定額が出て、後で下がります。最初から伝えたうえで出た金額のほうが、実際の売却額に近くなります。

何を用意しておけばよいですか。

買ったときの売買契約書、リフォームと設備更新の記録、冬の光熱費の明細、固定資産税の納税通知書です。とくに契約書は、税金の計算に必要で、ないと大きく損をします。

担当者に何を聞けばよいですか。

査定額の根拠、売れるまでの期間、手取りがいくらになるか、この家の弱いところ。この4つです。良いことしか言わない担当者より、弱点を指摘してくれるほうが信用できます。

家族に知られたくありません。

最初にお伝えください。郵便物を止める、携帯にだけ連絡する、留守番電話に会社名を残さないといった対応ができます。後から言うと、すでに届いていることがあります。

冬に査定してもらっても大丈夫ですか。

雪で敷地や境界が確認できないため、雪解け後に調整する前提になります。一方で、暖房の効きや結露、雪の落ち方は冬にしか確認できません。住んでいるからこそ説明できる点です。

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