~ 空き物件売却隊からのお知らせ ~

icon
icon

2023/04/28

相続した不動産 コラム

相続した家の残置物はどうする|片付けの順番と費用を左右するもの

実家を相続して売ることになったとき、最初にぶつかるのが家の中に残っている家財です。家具、家電、衣類、食器、押し入れの奥の荷物。これを不動産の世界では残置物といいます。

結論から言うと、原則は売主が片付けてから引き渡します。ただし残したまま売る方法もあり、片付けの手間と価格の差を比べて決めることになります。そして相続の場合は、勝手に処分しないことが大前提です。

残置物は誰が片付けるのか

原則は売主が撤去する

売買契約書には「引き渡しまでに売主の費用と責任で残置物を撤去する」と書かれるのが通常です。片付いた状態で引き渡すのが原則だと考えてください。

残したまま引き渡す方法もある

買主が了解すれば、現況のまま引き渡すという条件で契約できます。この場合は、何を残すのかを契約書に具体的に書きます。「あとで言った・言わない」になりやすい部分なので、口約束では進めません。

買取なら残したまま売れることが多い

不動産会社が直接買い取る場合、家財が残ったままでも買い取れることがあります。遠方にお住まいで片付けに通えない方には、現実的な方法です。

片付けてから売るか、残したまま売るか。片付けにかかる費用と、それによって上がる価格を並べて比べてください。どちらが得かは、建物の状態と量によって変わります。

相続の場合、勝手に処分してはいけない

家財も相続財産

家の中のものは、不動産と同じく相続人全員の共有財産です。一人の判断で処分すると、あとで他の相続人とのあいだで問題になります。片付ける前に、相続人のあいだで合意を取ってください。

相続放棄を考えているなら手を付けない

相続放棄を検討している場合、財産を処分すると「相続を承認した」とみなされ、放棄できなくなることがあります。借金の有無がはっきりしないうちは、片付けに着手しないでください。

貴重品が出てくる

片付けの途中で、権利証、通帳、印鑑、保険証券、現金、貴金属が出てくることは珍しくありません。まとめて捨ててしまう事故が実際に起きています。引き出し、仏壇の中、押し入れの箱、衣類のポケットは、必ず中を確認してから処分してください。

片付ける方法と費用の考え方

自分で処分する

もっとも費用を抑えられます。札幌市では大型ごみは事前の申込みと手数料が必要です。搬出できる人手と車、そして時間が要ります。量が多いと、何か月もかかります。

家電4品目は大型ごみに出せない

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象で、市の大型ごみとしては出せません。購入した店か、指定の引取場所に持ち込むか、収集を依頼します。リサイクル料金と収集運搬料がかかります。

不用品回収や遺品整理の業者に頼む

1日から数日で終わります。費用は建物の広さ、階数、量、搬出のしやすさで変わります。見積もりは必ず現地を見てもらったうえで、書面で出してもらってください。

費用を左右するもの

  • 部屋数と荷物の量(押し入れと物置の中まで見てもらいます)
  • 2階からの搬出か、階段の幅はあるか
  • 家の前にトラックを停められるか
  • 家電4品目、ピアノ、金庫、物置、タイヤなど、別料金になるものがあるか
  • 冬か、雪のない時期か

買い取ってもらえるものもある

状態のよい家具、まだ使える家電、骨董、着物、工具など、買い取りの対象になるものが混じっていることがあります。まとめて処分を頼む前に、値が付くものがないか見てもらうと、費用が下がることがあります。

扱いに困るもの

仏壇・神棚・遺影

ごみとして出すことに抵抗がある場合は、寺社や専門の業者に閉眼供養(魂抜き)を依頼してから処分する方法があります。売却の日程に組み込んでおいてください。

写真・手紙・日記

いちばん手が止まるところです。全部を見返そうとすると片付けが進みません。「残す箱」をひとつ決めて、そこに入る分だけ残すと決めてしまうほうが前に進みます。

物置・庭木・タイヤ

屋外にあるものも残置物です。物置、古タイヤ、灯油タンク、庭石、伸びた庭木。買主が撤去費用を負担することを嫌がって、話がまとまらないことがあります。見積もりの段階で屋外も見てもらってください。

灯油と危険物

ストーブのタンクや屋外タンクに灯油が残っていることがあります。灯油はごみとして出せません。販売店や専門業者に引き取りを相談してください。

札幌で片付けるときの注意

冬は搬出そのものが難しい

玄関前と駐車スペースの除雪をしないと、トラックが停められず作業が始まりません。雪の時期は費用も日数も増えます。急ぐ事情がないなら、雪解け後から11月のあいだに済ませてください。

先に水抜きと閉栓を

片付けのために電気や水道を残しておく場合でも、冬を越すなら水抜きは必須です。配管が凍って破裂すると、床も壁も傷み、売れる価格が下がります。

売り出しの日程から逆算する

買い手の動きが強くなるのは2〜3月と9〜10月です。その時期に売り出したいなら、片付けはそのひと月前までに終えておくのが目安になります。写真を撮るのも、片付いてからのほうがよく写ります。

進める順番

  1. 相続人のあいだで合意を取る/誰が何をするか、費用は誰が出すか
  2. 貴重品と書類を先に探す/権利証、通帳、保険証券、印鑑
  3. 残すものを決める/「残す箱」をひとつ決めます
  4. 見積もりを取る/屋内も屋外も現地を見てもらい、書面でもらいます
  5. 片付ける/家電4品目、灯油、仏壇は別扱いです
  6. 写真を撮って売り出す/片付いた状態で撮ります

2を飛ばして4に進むと、事故が起きます。捨ててから気づいても戻りません。

よくあるご質問

家財を残したまま売れますか。

買主が了解すれば、現況のまま引き渡す条件で契約できます。その場合は何を残すのかを契約書に具体的に書きます。また不動産会社が直接買い取る場合は、家財が残ったままでも買い取れることがあります。

片付けの費用はどれくらいかかりますか。

部屋数と荷物の量、2階からの搬出か、家の前にトラックを停められるか、家電4品目やピアノなど別料金のものがあるかで変わります。現地を見てもらったうえで、書面の見積もりを取ってください。

エアコンや冷蔵庫は大型ごみに出せますか。

出せません。エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象です。購入した店か指定の引取場所へ持ち込むか、収集を依頼します。

相続した家の家財を、自分の判断で処分してよいですか。

よくありません。家財も相続人全員の共有財産です。片付ける前に相続人のあいだで合意を取ってください。

相続放棄を考えています。片付けてもよいですか。

着手しないでください。財産を処分すると相続を承認したとみなされ、放棄できなくなることがあります。借金の有無がはっきりするまで手を付けないでください。

仏壇はどうすればよいですか。

寺社や専門の業者に閉眼供養を依頼してから処分する方法があります。日程がかかるため、売却の予定に組み込んでおいてください。

物置や庭木も片付ける必要がありますか。

屋外にあるものも残置物です。物置、古タイヤ、灯油タンク、庭石、伸びた庭木が残っていると、撤去費用の負担で話がまとまらないことがあります。見積もりの段階で屋外も見てもらってください。

冬でも片付けられますか。

できますが、玄関前と駐車スペースの除雪をしないとトラックが停められず、費用も日数も増えます。急ぐ事情がなければ、雪解け後から11月のあいだをおすすめします。

片付ける前に、いくらで売れるかを確かめる

名前も電話番号も入力せずに、実際の成約データから相場が60秒でわかります。

電話なしで概算額を見る →

詳しくは 相続した不動産の売却空き家の売却 をご覧ください。お電話は 0120-193-933(10:00〜18:00・日曜定休)。

CONTACTお問い合わせ

           

お電話またはメール・LINEからも受付しています。
ご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。
お電話の際は、ホームページご覧の旨をお伝えいただくとスムーズです。

営業時間/10:00~18:00 
定休/日曜

一括査定に登録したら、電話が鳴り止まなかった。

うちは、電話しません。

60秒でわかる無料AI査定札幌市+近郊

名前の入力なし電話番号なし完全無料その場で表示

電話なしで査定額を見る →

実際の成約データと国土交通省の公開データから算出します

  • icon
  • 営業時間/10:00~18:00
    定休/日曜 祝日 冬季 夏季 GW