新着情報~ 空き物件売却隊からのお知らせ ~
2023/04/26
札幌の土地相場の見方|区の平均ではなく、近い条件の成約を見る
札幌の土地の相場は、「札幌市は坪いくら」という数字では語れません。市域が広く、区によっても、同じ区の中でも、条件によって大きく変わるからです。
自分の土地がいくらなのかを知るには、近い条件の土地が、最近いくらで成約したかを見るのが一番確実です。平均や区ごとの目安を見ても、判断にはなりません。
売り出し中の価格と、実際に成約した価格は違います。売り出し価格は売主の希望で、成約価格は取引が成立した金額です。相場を知りたいなら、成約のほうを見てください。
札幌で価格を分けるもの
地下鉄の駅からの距離
札幌では、地下鉄が使えるかどうかが大きな線引きになります。冬でも定時に動くからです。徒歩何分かで価格が段階的に変わります。バス便の地域とは、別の市場だと考えてください。
学校区
人気のある学校の区域かどうかで、子育て世帯の動きが変わります。同じ町内でも、丁目が違うだけで区域が変わることがあります。自分の土地がどの区域かを、正確に確認してください。
雪の条件
市の除雪が入る道路か、坂の途中か、雪を置く場所があるか。これらは路線価や公示地価には出てきませんが、実際の取引価格には効いています。札幌特有の要素です。
土地の形と接道
整形か変形か、角地か旗竿地か、道路の幅は足りているか。同じ面積でも、建てられるものが違えば価格が違います。再建築ができるかどうかは、決定的な差になります。
市街化区域か調整区域か
札幌の周辺部では、ここが最大の分かれ目です。調整区域では原則として家が建てられないため、まったく別の価格になります。境界がわかりにくい地域もあるので、役所で確認してください。
比べる相手の選び方
同じ学校区・同じ駅の徒歩圏
町名が同じでも、駅から10分と20分では別の市場です。比べるなら、条件の近いものを選んでください。「同じ区だから」という比べ方では、判断を誤ります。
近い時期のもの
1年前の事例は、今の相場と合わないことがあります。できるだけ最近の成約を見てください。また、季節によっても動きが違うため、いつの取引かを確認してください。
近い面積のもの
広い土地ほど、坪あたりの単価が下がる傾向があります。総額が大きくなると、買える人が減るためです。50坪の事例を、100坪の土地にそのまま当てはめないでください。
建物の有無をそろえる
更地の事例と、古家付きの事例では、意味が違います。古家付きなら、解体費が差し引かれた金額です。どちらの事例なのかを確認してから比べてください。
自分で調べる手順
1. 成約データで相場を見る
実際に取引が成立した金額から、相場を確認します。住所と面積がわかれば、誰にも連絡せずに調べられます。ここが出発点です。
2. 路線価で目安を取る
国税庁のサイトで、その道路の路線価が見られます。公示地価のおおむね8割が目安なので、0.8で割ると水準が出ます。ただし、再建築の可否や形は反映されていません。
3. 売り出し中の物件を見る
今、近隣にどんな土地がいくらで出ているか。これは競合の情報です。相場そのものではありませんが、自分の土地がどう見えるかがわかります。
4. 役所で条件を確認する
用途地域、建ぺい率と容積率、市街化区域かどうか、接道の扱い。これらは価格を左右する前提条件です。数字だけ見ていても、判断はできません。
数字に出ないもの
冬の暮らしやすさ
除雪が入る道路か、坂の途中か、雪を置ける場所があるか。札幌の買主は、この点を価格と同じくらい見ています。路線価や公示地価には出てきません。
近隣との関係
境界の争い、越境、落雪の問題。抱えている問題があれば、それが価格に効きます。逆に、覚書があって整理されていれば、それも価値です。
売り出し方
同じ土地でも、写真と情報の作り方で結果が変わります。相場を知ることと、その相場で売れるようにすることは別の作業です。
売る前にやることのまとめ
- 実際の成約データで、近い条件の取引を見る
- 比べる相手を、駅からの距離・学校区・面積・建物の有無でそろえる
- できるだけ最近の事例を選ぶ
- 路線価で目安の水準を取る
- 近隣の売り出し中の物件を見て、競合を把握する
- 役所で用途地域・建ぺい率・容積率・市街化の区分を確認する
- 再建築ができる土地かを確認する
- 除雪、坂、雪の置き場といった条件を整理する
- 境界や越境の問題があれば、先に解決を検討する
いつ調べて、いつ売り出すか
調べるのは冬でもできる
成約データ、路線価、役所での確認。どれも雪に関係なくできます。冬のうちに相場を把握して、価格の組み立てを考えておいてください。
売り出すのは春から初夏
札幌では4月から6月に土地の取引が動きます。成約データを見るときも、この時期の取引が多いことを頭に入れておいてください。冬の少ない事例だけで判断すると、偏ります。
よくあるご質問
札幌の土地は坪いくらですか。
ひとつの数字では言えません。市域が広く、区によっても、同じ区の中でも条件で大きく変わります。自分の土地の相場を知るには、近い条件の土地が最近いくらで成約したかを見るのが一番確実です。
売り出し中の価格を見れば相場がわかりますか。
わかりません。売り出し価格は売主の希望で、成約価格は取引が成立した金額です。相場を知りたいなら成約のほうを見てください。売り出し中の物件は、競合の情報として見ます。
札幌で価格を分けるものは何ですか。
地下鉄の駅からの距離、学校区、雪の条件、土地の形と接道、市街化区域か調整区域かです。とくに調整区域は原則として家が建てられないため、まったく別の価格になります。
比べる事例はどう選べばよいですか。
駅からの距離、学校区、面積、建物の有無をそろえてください。同じ区だからという比べ方では判断を誤ります。できるだけ最近の取引を選んでください。
広い土地は坪単価が高くなりますか。
逆のことが多いです。総額が大きくなると買える人が減るため、坪あたりの単価が下がる傾向があります。50坪の事例を100坪の土地にそのまま当てはめないでください。
路線価から計算できますか。
目安にはなります。路線価は公示地価のおおむね8割なので、0.8で割ると水準が出ます。ただし、再建築の可否や土地の形は反映されていないため、目安にとどめてください。
雪のことは価格に影響しますか。
します。除雪が入る道路か、坂の途中か、雪を置ける場所があるか。札幌の買主はこの点を価格と同じくらい見ています。路線価や公示地価には出てこない要素です。
いつ調べればよいですか。
成約データ、路線価、役所での確認は、雪に関係なくできます。冬のうちに相場を把握して、4月から6月の売り出しに備えてください。
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詳しくは 路線価・公示地価・実勢価格の違い をご覧ください。お電話は 0120-193-933(10:00〜18:00・日曜定休)。
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